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August 27, 2012
にほん酒やさんの日本酒
ひとつ前の続き。にほん酒やに思う完結編。
にほん酒やさんに初めて行った時のこと。2011年12月6日火曜日
勅使河原加奈子↑さんが「スバラシイんです!」と絶賛連呼
加奈子さんとは料理通信の取材で一緒に鳥取へ→
●blog はしご酒2居酒屋小次郎
●blog はしご酒3ジュジュアンさん
鳥取では、谷本さんが選んだめくるめく純米酒をリオネル・ベカシェフ(当時、キュイジーヌ[s] ミッシェル・トロワグロ。現在はESqUISSE )とともに、たっぷり味わってもらいました。
その後、日本酒に開眼したと聞いて嬉❤
加奈子さんはその先を探るべく、近所の「にほん酒や」さんへ。さらなる素敵な感動がそこに
山形県は鯉川さんの亀治好日。地元で栽培した「亀の尾」を使用した純米吟醸酒。里芋の揚げたものと
にほん酒やさん、夜になるにつれ、どんどん人が増えてきて、あっという間にカウンターがいっぱい。ひとり、またひとりと増えていくのが面白い! 飲むのはモチロン、すべて日本酒
岩手県は川村酒造店の酔右衛門。徳島県の阿波山田錦を使用 ●blog 川村酒造店さんに教わったゆるゆる肴
島根の十旭日が↑ありえない勢揃い
加奈子さんがペペロンチーノの香りがする日本酒があるという
「あれは、十旭日の改良雄町、22BYとか(液体の色が黄色)を熱燗でいただいたときに、パリ在住の友人が突然、「ペペロンチーノの味がする!」と変な事を言い出したのです。
香りを確かめるとまさにトマト&唐辛子でした。
香りっていうか「におい」ですねー。なんでこの店にはトマトとバジルのピッツァがあったり、カレーがあったりするんだろう?」
焼き野菜に、トマトとバジルのピザ
「そんなことを思ったら、ここにある「和食」ではないメニューたちにぴったりこれらの酒があうことに驚きを覚えました」
アボカドの味噌漬け 大那のきもと造り特別純米
「それまで、日本酒のマリアージュがピンとこなかったのは、寿司屋だから割烹だから、そりゃ今夜は日本酒でしょう、というモチベーションでしか日本酒を飲まなかったからです」
「また端麗辛口といいながら、刺身や、醤油、出汁を使った和食と合わせていると、だんだん口がまったり甘く重くなってしまって、おいしいのかもしれないけど、感動できませんでした…あくまで個人的感想ですが」
鯉川の阿波山田錦のお酒
左)「安東水軍」。右)アツアツのイカゴロ丸干し
「なので、にほん酒やはまさに目からうろこ体験。まだまだ日本酒のマリアージュ体験は始まったばかりで、未知なる可能性を秘めています」
「にほん酒やで、20代の女性とか、ふつうならワタミでサワーとか飲んでてもおかしくない若い世代が、楽しく美味しく、裏ラベルを読みながら、店長の高谷さん他スタッフのおすすめを飲んでいるのを見ると「この国も捨てたもんじゃないな…」とひとり目頭が熱くなるおばさんなのでした(笑)」
とカウンターで。勅使河原加奈子ことテッシー。
にほん酒やさんのスタッフは全員、日本酒の説明が押し付けがましくなく、それでいて知識、見識も素直で楽しい!
どんなことでも丁寧にこたえてくれます。なにしろ全員感じいい!
ひと昔前の地酒専門店は、ウンチクオヤジ、ネクラオヤジ、オタクオヤジ、刺身を妙に売りたがるサシミオヤジ、不潔なキタナイオヤジ、こぼし酒提供の店(今スグやめろっ!)、お酒を小売価格の5倍で売ろうとする店etc.が多かったです(今もあります。絶対行きません)。もっとお酒と料理を大切に扱ってほしいと願います。
〆のご飯も毎日、変化。この日は焼きおにぎり、生わさび飯
お見送りしてくれる店長の高谷さん、ひとつ前のblog、30時間営業の顔 とはちょと違う(笑)。いや、半年で顔変わりました!
撮影/RICOH GR DIGITAL 3
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