« おもろさん2 | Home | ミズ玉の実物を見た!2 »
September 1, 2012
ミズ玉の実物を見た!1
東北でこの季節、よく見かけるのが「ミズ」。秋田市民市場で100g 350円
「みず玉」1パック150円も。撮影/iPhone4
玉の食感とシャキシャキの茎が楽しいミズ。食べたことはあっても、いったいどう生えているのか想像つかず…。というのも ↑ の状態しか見たことがなく、つる性なの!? いや、そのわりには直線的だし…と、生えている状態が皆目見当つかなかったのです。
現地の方に聞いてもよくわからない〜。なんとか一度、生えてるところを見たいと願っておりました。
そうしたらチャンス到来 ☆
先日、秋田県出張でセミナー講師を努めました。終了後、五城目町の農家レストラン清流の森へ。猛暑日でアヂヂアヂヂと汗だく五城目。前回来た時は雪雪雪だったのに。
この店は農家のお母さんたちが営業。
玄関で野菜も販売。小粒でしっかりしたミョウガを購入。発泡スチロールには冷やした枝豆がイン。
日本酒もあり。ご当地蔵の福禄寿さんのカップです。(右)県庁の加藤はなゑさんが「この辺にミズはえてねっすか」と店の人にヒヤリング
さてお目当てのランチ!その名も「清流定食」。ここは映画「釣りキチ三平」のロケ舞台になったという清流の里。
メニューのなかほどにある「ミズたたき」の文字! そして「ミズこぶのマリネ」! やっぱりミズ!
清流定食盛りだくさん!全部このあたりで採れたもの! 最近ブレイクの「バター餅」も(カマンベールチーズのように見える白い三角形)
中程の小鉢がミズたたき。粘ってます。その下がミズこぶのマリネ
冷汁も(秋田でもあるんですね)。今回担当してくださった田村さん。加藤さん同様、農業技師で専門はお米!道中、米の品種改良のことなど教わりました。
2人の所属は秋田県庁 観光文化スポーツ部 秋田うまいもの販売課 (観光+文化+スポーツ+うまいもの=いろんな部署が統合したであろう、なんともな意気込みを感じる部課名)
周りには栗の木がいっぱい
杉沢地区案内看板。渓流多し
建屋の前の道路は工事中。地名は「蛇喰」と書いて「じゃばみ」と読むという。なんともコワイ珍しい名前です。
ミズを検索したら以下がヒット。希少食材発掘!(そんなプロジェクトが)
以下HPより引用↓
「秋田でも珍しい粘りのある山菜。山地の湿った斜面に群生する柔らかい多年草で、蟒蛇(大蛇)が出そうな場所に生えることから、「蟒蛇草」と呼ばれるようになったと言われています。「ミズコブ」は味、香りはあまりしませんが、ヌメリがあって瑞々しく、歯ごたえの良い山菜ミズの肉芽です」
蛇が…キーワード!
五城目はミズの名産地と知ったのでありました。
つづく
Topics: ご当地もの | No Comments »