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February 14, 2013
馬野農園・まごころ巻
「馬野農園の巻柿を送りました」と鳥取県中部総合事務所農林局 ・倉吉農業改良普及所の淺見浩行さん。
「三朝町の馬野農園さんの巻柿は、ひとつひとつが丁寧で抜群の甘さ! 評判の品でお茶菓子にも使われています」とのこと。日本各地に巻柿はありますが一体どんな?
届いたそれは巻手紙か棍棒か、細〜い茶筒かはたまた…というくらい見事なほど固くギュッとした巻き具合。いったい干柿何個分でしょう? 芯には「柚子」が巻いてあり、口の中に干し柿のジャムのような甘さと柑橘の爽やかな余韻が残ります。
スライスして透かすとそれはきれい、食べでがあります。これにチョコがけしても凄いかも…などと思いながら日本の素晴らしいドライフルーツを頂戴しました。渋い赤ワインにもgood☆
それにしても。外見、損してます。何しろアルミホイル巻なので一瞬「サラミ」!?
1回開けて食べた人には、この素晴らしさと大変さがわかりますが、見ただけでは、めくるめく巻物展開がわかりません。
商品名の「まごころ巻」も気持ちは痛いほどわかりますが、中身を伝えておりませんからね。惜しい。
いや、それにしてもギッシリ! いったい干柿何個分?
浅見さんいわく「80歳を超えるおばあちゃんが独自のノウハウで作っています。娘さん(60歳台)が手伝っておられますが、なにせ柿と柚子の栽培から加工、包 装、発送まで2人。大変なので徐々に減らして…と考えておられるようです」
うーん惜しい。とはいえ農園のHPもない。
「動画を撮ってアップしてほしい!」と浅見さんにいうと「以前、工程を見せてノウハウを盗まれた苦い経験があるらしく、撮影に抵抗があって…。値段もずっと変えてなく、儲けがほとんどないそうです」(T_T)
とはいえこのまま廃れていくのも勿体ない話。こういう商品が日本各地に埋もれています。価格は2本で3,800円。1本で相当、食べでがあります。2分の1本・ハーフやスライスで販売してもいいと思いました。
それにしても巻き方がナゾ★
その昔、砂糖がなかった時代は干柿が最も甘い品。日本の誇るべきドライフルーツ・干柿。繊維質もいっぱい。すべてお天道さまのお力による無添加の自然食品。原材料は「柿」以上。西条柿を使用。
「 鳥取県ふるさと認証食品」に認定も。 ●干柿
馬野農園の紹介HP↓
2本で3,800円、冷凍保存も可。送料別でございます。
●馬野農園 電話&FAX 0858-43-2151
注文は上記、馬野さんまでどうぞ!「電話でも良いですが、FAXの方が送り先等に間違いがないです」と馬野さん。基本は注文の翌日発送で「着日希望があれば書いてください」。また「代金はヤマトの代引きでお願いします」とのことです(^^)
発酵系珍味やチーズ、酒粕やフレッシュフルーツとサンドしたり、お酒のおつまみに活用できそう! 薄切りスライスと大根を重ねてベジタリアンのカラスミとか(笑)
相当楽しめます。はい。
Topics: おやつ&パン, ご当地もの | No Comments »