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April 25, 2013
沼津・山二園さんお茶祭り
やぶきたの新茶の天ぷらをのせたお蕎麦。静岡県沼津の山二園さんのお茶祭でいただきました。サクッとした食感のあと、お茶の爽やかな風味が吹き抜け、最後にお茶の苦みがホロリ。茶葉を丸ごとをいただく面白さを味わいました
お茶祭では蕎麦と新茶、そして茶飯おむすびが用意。ごはんは色が淡いグリーンカラー。作り方をお聞きすると「粉茶を水出ししてから炊くのがコツ」だそうです。そうすると酸化せず、きれいで爽やかな煎茶の風味がごはんにうつって楽しめる=なるほど!
山二園の後藤父子。本日はスーツ姿。(右)さえみどりの茶葉
山葵も立派! 温州みかんのジュースも自家製、飲み放題。銘酒コーナーまであり (何種類かあったそうですが伺った時は、山二園・後藤社長が応援している南部美人・純吟と磯自慢・本醸造)
山二園の茶畑。毎年高品質を目指し、ハウス栽培で土を加温できるようにしています。そして、茶葉は一番茶しかとりません。
高品質の茶栽培に向かないと言われる沼津で、最高に美味しいお茶を毎年同じように作りたいその結果の環境設備。
沼津に通っているのは、事前調査。静岡県庁さんのご依頼で5月25日にセミナーを開催します。対象は静岡県内の学生さん
タイトルは
「おいしい感動をつくる仕事!沼津から考える日本のお茶とお酒」
つねづね日本茶と日本酒は運命が似ていると感じていました。どちらも国の名前がついた国茶と国酒。・・・なのですが、若い人たちがこれらの上質を飲むきっかけというのは、なかなかありません(急須が「ない」家の方が増えたという、あぁ)
”農大を卒業し25歳で社長になった”という若き起業家である、日本のお茶とお酒の会社社長に(偶然、二人とも農大で社長になったのが25歳!)話を聞きながら味わおうという趣旨。
土地の価値を最大化し、最高品質を創りだす2組のイケメン社長の会社です。
「おいしい!」笑顔に会える仕事は幸せだと思います。
Topics: event, ご当地もの, 茶 | No Comments »