« 生ワサビが!沼津港あじ鮨 | Home | 沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園2 »
May 29, 2013
沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園1
20130525「おいしい!感動をつくる仕事 沼津から考える日本のお茶とお酒」セミナーでは講演と全体コーディネートを担当
若くして起業を決意した2人の社長。地域の価値を最大化し、高評価を得ています。聞けば聞くほど、共通点が多いことにビックリ
左)山二園・後藤義博さん 右)高嶋酒造・高嶋一孝さん
日本茶と日本酒 茶園主と蔵元2人の意外な共通点とは!
●沼津出身 ●東京農大卒業 ●25歳で社長就任
●No.1&Only.1を目指す
●地元産原料で高品質、高い評価
●商品を卸しに出さない ●イケメン!?
カラリと静岡晴れした25日、沼津駅からバス40名を乗せて出発!まずは山二園さんへGO★
車内で静岡県 経済産業部 農林業区茶業農産課の増井裕子さんから挨拶&スケジュール、茶業農産課長の白井満さんから静岡県のお茶&お酒事情等の説明。白井さんは日本茶インストラクターであり中国茶芸師、中国茶評員で裏千家(淡交会)の達人でも!
山二園では後藤社長と奥さん、息子さんが待機中。「まずは冷たいお茶をどうぞ」と「神明(しんめい)」という名の上級煎茶を、水出し茶でふるまってくれました。
「おいしい〜!」と感激の声があがり、お替り続出。それにしても冷却サーバーまであるとは。「これだとお茶が薄まらず冷たくできて便利です」と後藤さん。深蒸し煎茶なので色鮮やかな濃い風味、しかしながらいやな渋みとは無縁。汗がすーーっとひき、身体に爽やかな風が吹いたよう
2班に分かれ、茶工場見学とお茶の入れ方講座。右)お茶工程の説明中「浅蒸し、深蒸しで機械の角度を変えて調節します」と息子の後藤裕揮さん
山二園さんは社長の後藤さんが農大卒業後、始めたお茶農家&お茶屋。後藤さんは卸しに出さず自分で販売を決意。今で言う6次産業化を37年前に大決断! 当時まだ45歳だったお父さんとは毎日、喧々諤々だったそうです。(「小売するなら駐車場が必要だ!」と家の塀をいきなり全部壊したとも聞きました )
とはいえ、はじめたものの県内でも有名なお茶産地……ではまったくなく、超無名。静岡で名産地といわれる茶畑は
↑このような「山」地が多いのです。
つづく
_____________________________________________
●静岡県で開催 世界お茶まつり2013
Topics: ご当地もの | No Comments »