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August 21, 2013
秋田産「美郷錦」ウチ飲み!
お酒は「春霞 美郷錦100%・純米吟醸 緑ラベル」
酒蔵がある町名も”美郷”町です。
●蔵訪問blog
http://www.yohkoyama.com/archives/52632
開栓初日、酒質の良さは感じるものの、若干かためな印象でした。
「誠実」という言葉が浮かびました! まさに蔵元杜氏の栗林直章さんそのもののような味わい。
初日のカタさがふんわりと開いて、品のいい甘みと爽やかな酸味、まろやかさがUP! ジューシィ感も出てきました。味幅が広がったのです。
いいお酒は、この変化がたまりません〜
初日は美山錦優勢、2日目は山田錦優勢?
なんてこと、思っちゃいました~。
秋田産の美郷錦で、秋田の実力蔵が造る美郷錦の純米酒は美味しいです。
いいお酒は、1日で飲んでしまったらモッタイナイ★
それを実感するお酒でした。
同じ酒米で飲み比べ! 天洋酒店の浅野貞博さんが「美郷錦」でセットを組んでくれたのです。こうして飲み比べると、初めて意識できます。普段は、「おいしい〜」で終わってしまうので(コラ)
秋田市の秋田醸造・ゆきの美人「純米吟醸 美郷錦」
清涼感ある香りはミントのような爽やかさ。微かにヨーグルトのような風味。きれいで複雑な層。 後味にちょっぴり苦さもあり。
決して押し出すことなく、印象はおとなしいものの、味の輪郭はしっかり! 硬質もしくは静謐なイメージです。
清涼感と品のいい甘さ、そしてきめ細やかさは、やっぱり「ゆきの美人」。酵素剤を入れたり、炭濾過も一切せず。それが不要の丁寧な造り。蔵の清潔さが味に出ています。
グリーン山本
八森の 『山本 純米吟醸 美郷錦』
押し出しがよく、シャープな瓜系の香り。 キリッとした爽快な飲み口、 酸がきいて、全体の味を引き締めています。 お米の味と甘さのバランスがとれ、雑味も少なくクリア。 後味の酸味はやや太く、 やはり少し苦みあり。
緻密な小林忠彦さんの「ゆきの美人」に比べると、山本友文さんらしさ満点!いわばカジュアルで軽快
開栓2日めはジューシー感がさらにプラス☆
●備忘録
美郷錦は、美山錦ほど硬質な味ではないけれど、ライト。
美郷錦のイメージ主体は綺麗さ!
美山錦の狭い味幅かと思うと、バランス良い膨らみが隠れているよう。山田錦に比べるとずっと淡い味、でもやはり、母親が山田錦と思わせるスレンダーな酒米。あと口にやや苦み。2日目が面白い!
秋田生まれの酒米・美郷錦。秋田の実力蔵が造る美郷錦純米酒は美味しい!
今、朝日カルチャーセンターで県の酒米を1つ選び、その土地のつまみと一緒に探求する講座を開催しています。飲み比べると傾向がよくみえ、土地への興味もわいてくるのです。酒米は環境条件が必須。地域オリジナルの酒米は面白いです。
美郷錦、ワイングラスもいいけれど、切り立った極薄グラスで飲むのもピッタリ。
それにしても、NEXT5 皆さんのお酒が、どれもある範囲内におさまってきたような感じをうけます。
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◯0820 おつまみ
北海道の天然帆立貝のグリル☆ 焼いただけでドリップがじゅわ~と溢れました。調味料まったく不要で、いい塩梅&甘み豊か、プリプリ。天然は違います!
そして
佐賀県産の天然芝海老。粉をまぶしてオリーブオイルで炒め揚げ。茹でたポテト(境港の父畑産)も一緒に。黒胡椒と塩をその場でゴリゴリ挽いて。殻ごと丸ごと、甘くておいしい!
素材がいいとドカンタンで美味
お酒もよくて、自分で作るから嫌いなものが出てこない(笑)しかも安い。移動がない。だから、ウチ飲みが大好きです
この他、境港・父畑のピーマンを焼いたものと、焼き茄子の生姜醤油など
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