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蛇の目模様

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ひとつ前の続き。きき猪口の底に描かれた青色の2重の輪=蛇の目模様。酒の色や濁り、透明度をみるためと言われています。その「蛇の目」について、白扇酒造の加藤孝明社長に教わったこと

鏡餅は蛇から酒に通じる


「お正月、床の間に飾る鏡餅は、蛇がとぐろを巻いている姿なんですよ」

餅の上に飾るみかんは蛇の頭!? 真上から見ると確かに似ています。

「昔から蛇は神様のお使いと考えられてきました。鏡餅を真上から見ると同心円でしょう、これは蛇の目なのです。蛇の目は、日本酒のきき猪口の底にも描かれているように、魔を払う力があるのです」

神社の注連縄は蛇の雄雌がからみあっている姿で、結界の意味があるといわれています。渦巻き模様も蛇がモチーフ。異なる大きさの2つの輪は陰と陽とも。蛇神信仰あるし、蛇の古語は「カガ」という説もあり。

単純な形の中に、いわれが山ほどあります。

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きき猪口底の蛇の色やにごりを見るためだけなら違う模様もあった!?

昔から続く季節の行事は、意味や教えがたくさん含まれています。行事をやめてしまうのは簡単ですが、何も考えず閉じてしまっては勿体ないように思います。

お正月は、なにもかも新しい気持で迎える日。

まずは、お米の酒の屠蘇酒でも飲んで、いろいろ考えてみるのもよいかもしれません

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Topics: 日本酒 | コメントは受け付けていません。

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