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February 7, 2014
SHIKKI de SHUKI 2014
SHIKKI de SHUKI 2014
「酒好きデザイナーと木曽漆器による酒器展」始まりました!
塩尻の日本酒3蔵も登場。
酒器は実際に使って味わってから選びたいもの
器は当然、ぜ〜んぶ漆器!木曽漆器
夜の華
Kakumaru TAPER
内堀法孝さんの酒器。去年の形(奥)にテーパーをとり、持ちやすさを改良
内堀さんの酒器の塗師・宮原義宗さん!
塗りのことを色々教わりました! 白木屋総本家の7代目です
白木屋総本家は、漆器の直しも引き受けています。状態にもよるそうですが、ひと椀、1万円前後が目安。
そして、モバイル酒器↓という発想
底には、干支もOK
美し〜い!なんと”ガラスに漆”なのです
工房は丸嘉小坂漆器店
こちらはプラチナ箔☆
山加萩村漆器店さん。白の器などイマドキのカラーも展開
オープニングパーティでは、全作、お酒を注いで飲んで試せて、しかも買えるという
塩尻の日本酒3蔵
漆器の可能性、多様性をしかと勉強できました。
日本酒を楽しむことを考え、デザインされた漆器たち。辣腕デザイナーが考えただけあり、クオリティが高く、見て楽しい、触って気持ちいい、そしておいしくなる!実用の美が勢揃い。
優れた器は、食を豊かにします。漆器は寒い時でも口びるにやさしく、手触りもよく、落としても割れず、すぐれた和の器だと実感。
今まで「酒器」はひとくちに語られすぎていた感があったと思います。
プロダクトデザイナー(日本酒好きの!←ここ肝心)の視点は、実用の美を漆の技術者と共に追求。伝統産業は歩みを止めてはならない…勿論、お酒もです。それにしても、実際に展示品の酒器が試せるのは最高。会場には現場の塗師さん、工房の方もたくさん集まって、それはいい会でした!
器は誰が、何のために、作るか。それがデザインなのだと痛感しました。
六本木のアクシスギャラリー4階で、8日(土)まで開催。
撮影/リコーGXR
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昨年の SHIKKI de SHUKI 2013
http://www.yohkoyama.com/archives/53160
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