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July 29, 2009
岐阜 白扇酒造さん〜わらべ村さん
18日はオハナさんで日本酒の会でした。
その午前中、福来純本みりんで有名な地元岐阜県の白扇酒造さんへ久しぶりにお邪魔しました。
加藤社長ご夫妻です。ほがらかなお人柄。日本文化、歴史に詳しく、ご自身の意見もしかとお持ちの加藤さん。教わることが多いです。
福来純本みりんは、地元産のもち米に、純米焼酎、米麹の3つの原料を、90日間かけて仕込み、3年熟成させてから出荷しています。料理にテリ、さえが出て、もちろん、そのまま飲んでうまい!極上のみりんです。
以前、絞りたてを飲ませていただいたことがありますが、できたては色が白く、若々しい風味があるものの、甘さが強く、シャープな印象。それが三年間熟成させると、そのとげとげしさが消え、キャラメルのようなフレーバー、かつ、とろりとした密のようなほどよい熟成感が加わってそれはおいしいみりんに成熟するのです。
地元のもち米「たかやまもち」に、自家製造の米焼酎、そして米麹と原材料がいいのはさることながら、たっぷりとられた時間のかけかたに醸造の奥深さを知るのでありました。
蔵内にはいろいろ気になるものが
「親切第一」 まったくです。心のメモ。
碍子の技術で作られた白い壷だとか。清潔感のあるなんとも美しいフォルム!
神戸のワイナリーで使われていたという樽。一部焼酎が入っているそうです。
木桶でもお酒を醸しています。古い木桶の前でご夫妻2ショット。
吉野杉の桶です。通称「赤杉」を使用。吉野杉の芯部分はこのようにピンクがかった色をしているそうです。香りよく、酒を貯蔵するにはぴったりの素材だとか。木曽の杉はこういう色はしておらず、なんと「泥杉」といわれているとか。
3年熟成本みりん720mlで1050円と良心的価格です。白扇酒造さんは1000円の純米酒もあります。
お蔵の売店には「みりん粕」もあり。これが甘いのなんのって。田中あづささんはこれでスコーンを焼いて「おいしい!」といってました。日本には世界に誇れる米由来の甘味料がいろいろあります。
日本酒も醸しています。今年、金賞を受賞した「花美蔵 馥」。
じつはいろいろな種類のお酒があるのです。みりんを使った梅酒「梅味醂」もあり。みりんの甘さで充分なので糖類無添加。
福来純の古々味醂という10年ものもあり。カカオの風味があるなんともマイルドな味のみりん古酒。ちょっぴり使うだけで効果充分!自分が料理上手になったかと錯覚してしまう1本です。
お蔵からすぐのところにある中川辺駅。のんびりした風情。
お昼はあづささん推薦のおそば屋さんへ。
「そば切り 助六」雰囲気いいです。
あらら、そそられるメニュー!
アキコさんは夏野菜天ぷらそばに。
私とあづささんは、ごぼ天おろしそば!
立体感あります〜。
そして、わらべ村さんへ
桜井祐子さん。久しぶり〜!
祐子さんと2ショット。
桜井食品が母体にあるわらべ村さん。全国の自然食品店にオリジナル商品をおろしています。
インスタントラーメンの品種もたくさん。
インターネット通販も充実しています。店舗はこちら。
この頃、レイコさんは仕込み真っ最中。
わらべ村でレイコさんに頼まれたテンペも買い、さっ、いざ、オハナさんで日本酒の会です!
Topics: shop, ご当地もの, 日本酒 | No Comments »