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May 17, 2014
文化資源フォーラム「酒食饗宴 うたげにつどう人と人」2
2014 年 2 月 22 日(土)
というわけで、ひとつ前のブログの続き
文化資源フォーラム「酒食饗宴 うたげにつどう人と人」で講演を
続いて、フォーラム
石田さくやさんの司会で、綿貫先生と伊藤先生と一緒に、宴のもつ力=宴力とは何か。様々な視点から話が出ました。フォーラムは座学だけではありません。
「実践編」も!
会場はルヴェ ソン ヴェール本郷。東京大学からすぐ。17:30〜
実践編の趣旨を引用
―「酒食饗宴 実践編」 の趣旨―
「酒食饗宴 研究編」に続く「酒食饗宴 実践編」では、ゲストの一人であり、ルヴェ ソン ヴェール東京のオーナーシェフである伊藤文彰と「宴」を実際に作りあげ、開催した。この「実践編」は、「研究編」の内容をふまえながら、ゲストや参加者と共に行う「宴について語る宴」とした。
「研究編」では「宴」における飲食を取りあげたが、この「実践編」における飲食物も『包丁侍 舟木伝内』(綿抜豊昭・陶智子共著)の中の加賀藩のレシピを参考にしたフランス料理(伊藤文彰氏 考案)、フランス料理に合う日本酒(山本洋子氏 セレクト)を用意し、フォーラム全体に関わる内容とした。
加賀藩のレシピを参考にしたフランス料理という難題!?説明する綿貫先生。そして伊藤先生から料理説明
実践編メニュー(伊藤文彰氏 考案)
≪日本酒に合わせたお料理≫
冷製料理
◇ブリの自家製燻製 柚子とスパイス風味
加賀レンコンと金沢カブのマリネ添え
◇蟹肉入り帆立貝柱のテリーヌ 海苔と黒オリーブのピューレ添え
温製料理
◇天然真鯛の海藻蒸し 金時草のソテーとホワイトアスパラガスと共に…
◇サワラと牡蠣のナージュ サフラン風味
◇マグレ鴨とフォワグラのポトフ仕立て 加賀レンコンと源助大根添え
デザート
◇豆乳のクレームブリュレ
◇五郎島金時芋と金柑のフィユテ
≪そのほかのお料理≫
冷製料理
◇海老のカクテル
◇ポワローとベーコン入りキッシュ
◇シャルキュトリー(ハム・ソーセージ類の取り合わせ)
◇カッテージチーズと柑橘類のサラダ
◇ミックスサンドウィッチ
温製料理
◇鮟鱇のベーコン巻ロースト 温野菜添え
◇鹿肉の赤ワイン煮込み 茸添え
◇ビーフピラフ
◇蛍烏賊とトマトのペンネ
◇減農薬野菜のア・ラ・ミニット(しゃぶしゃぶ仕立て)
デザート
◇フレッシュフルーツ取り合わせ
わたくしは、お酒を担当
それぞれのお酒の特徴を紹介しました。日本酒の歴史と自然背景、米力、スタンダードから今がわかるようにセレクト
実践編日本酒リスト
●三重県 タカハシ酒造「伊勢の白酒 古式二段仕込み」(微発泡)
●秋田県 新政酒造「亜麻猫 改 白麹仕込み」、「やまユ 酒こまち」
●奈良県 長龍酒造「吉野杉の樽酒 雄町山廃純米酒」
●静岡県 高嶋酒造「白隠正宗 愛国純米生酛造り」
●岐阜県 白扇酒造「福来純 三年熟成本みりん」
http://www.yohkoyama.com/archives/390
今回、日本酒を初めて飲む女子学生、留学生の参加もあると聞き、微発泡、アルコール度数低め、料理にあうような酸味の強い爽やかタイプ。そして温めて面白く味わえるタイプ。日本文化そのものを山から問う樽酒。米の糖化力がよくわかる本みりんなどを用意
新政の白麹のお酒に伊藤先生もソムリエもビックリ!「伊勢の白酒」のベルベッドのようななめらかな口当たりにも驚いてくれました。ひと口飲むたびに、あう素材や料理名がどんどん出てきます。
やまユ&亜麻猫
吉野杉の樽酒
http://www.yohkoyama.com/archives/60318
米は「愛国」、そして「生もと造り」白隠正宗
白扇酒造の福来純 本みりん
米の糖化力がよくわかります。「砂糖が入っていない?」と皆さん驚きの1本
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1101/otakara.html
http://www.yohkoyama.com/archives/55149
http://www.yohkoyama.com/archives/6233
肝心なお料理は、ほとんど写真が撮れずじまい…(心残り)
さまざまな塩も用意されていました。
加賀野菜もたくさん!
photo album
文化資源学研究室教員のスピーチ「文化資源としての宴」
宴には
芸も欠かせないと漆原正貴さんのマジックショー
Mr. Elephantsの演奏も
様々なゲストも
レポートはこちら→ http://www.l.u-tokyo.ac.jp/CR/images/forum13_rapport.pdf
日本酒初めてさんもスルスル〜っと飲んでいただきました。
皆さんお疲れ様。お酒がみんな空っぽに(嬉しい )
お世話になったルヴェソンヴェールさん!お酒のグラス、氷、確実にお燗がしたい等色々無理いいましたが、イヤな顔ひとつせず、スマートに支えていただき感謝です。
伊藤先生こと伊藤シェフは、普段はルヴェソンヴェール駒場におられます。以前伺った時、お肉が苦手な私でも皆とおいしく楽しめるようコースを考えてくれて感激でした。ワインも美味!
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