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November 10, 2014
森谷家の御馳歩・菊の花
柿崎正明さんが育てる食用菊を摘ませてもらいました。がく部分ごと摘むよう指示がありました。
「天ぷらにすると苦味があって、おいしくあがる」と森谷杜氏
杜氏の奥様に美しく揚げてもらいました。
菊の花はバラして売っていることが多いですが、もし花ごと摘む機会があったらがくごと摘むのをおすすめ!
そして、菊の花の隣は、生まれて初めていただきました!!ミズの天ぷらです。
秋、色鮮やかな紫色のコブができる、名前通り”みずみずしい”味のミズ。
こんな状態で生えています↓
森谷家の奥様♡お料理上手です。なんとも手先が器用で、こちら名物飾り巻き!
杜氏が出張する時に、お土産でよく作られるそうです。柄パターンは各種あるとか。
↓杜氏のお母さまが、嫁いでから教わったことを書き留めていたという料理ノート。
季節の行事と食事が書き留められています。
タコの刺身には、ワサビみそ!
神明様のお膳
桶納豆!!!
ノートは何冊もあり、細かくぎっしり記録されていました。
このお母様の料理で味覚が育った森谷杜氏。だから、あのお酒ができるのだと納得しました。その料理はお嫁さまに引き継がれて、続いていくのです。
地の素材、地の料理で、地の酒ができる!
そんな森谷杜氏に「日本酒手帖」で寄稿してもらいました。
タイトルは「丹精と風景を瓶に詰めたい」です。
つづく
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