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March 23, 2015
20150320鳥取のゴーリキ(強力)純米酒と薬膳おつまみNIGHT
20150320(金曜日)「鳥取のゴーリキ(強力)純米酒と薬膳おつまみNIGHT」イベントをとっとり・おかやま新橋館で開催
「酒は純米、燗ならなお良し」上原浩先生の名言入り酒器を用意(お土産)
そして、因州中井窯をはじめとする
鳥取が誇る民芸の酒器も
そしてこの会のために作った「特製 強力手ぬぐい」。書家は蕗翠先生こと合気道書家の唐沢美智子さん、デザインは唐沢耕さんにお願いしました。
「醸は農なり」を唱えている日置桜醸造元山根酒造場の山根正紀社長 右photo by sachiyo
米の酒といっても、米ならなんでもいいわけではありません。酒になる米の品種は様々。酒は、その地で生まれ育まれた米で醸造。田んぼから酒づくりが始まっています。
何をどう守り、醸造に活かすか。酒は酒造業だけの問題ではなく、地域を巻き込んだ課題。
こと液体の向こう側が見えづらい日本酒ですが、「強力」から考えてみると、守るべき優先順位や答えが見えてくるように感じるのです。
(説明する山根さん。隣の自分、カエルみたいなキョロ目↑)
山根正紀さんが地元農家さんと築きあう信頼関係。農家さんに「窒素分を減らして栽培してほしい」とお願いも。米作り〜酒造りは、土壌、水系、環境問題、雇用すべてに関係。それが米の酒づくり。
その優先順位がどこにあるかで、酒のありようが変わってきます。
ゆえに、酒はその人の意識の賜物だと感じています。
上質な米の酒は、農業=林業=醸造業=窯業=漁業まですべてがつながっていること。
一杯は選挙の一票と同じ。
しかもいい酒は美味しい! みんなに笑顔が生まる、心からのハッピーが共有できる。そんな「おいしいを超える酒」が一番
興味深いのは雄町と強力は鳥取県大山の麓で発見されている事実。
山根さんブログから抜粋
トップバッターは冷たい「千代むすび おおにごり」(活性の泡シュワタイプの純米吟醸酒)
のちに燗酒で!
オオウケでした!
次は、強力のスタンダード的存在の「日置桜 伝承強力」を常温、そして蔵元の山根 正紀さん推奨の65度で。強力ならではの力強さ、温度で変わるその楽しさを味わってもらいました。
今回は国際薬膳師の鳥海明子さんがおつまみを担当。
明子さんは私と同じ境港市出身!(アキコとヨーコの妖怪コンビ)
鳥取食材を薬膳からアプローチしてもらいました。
ヘルシー楽しい鳥取食材で薬膳つまみ、素材別に提供。まずは、「ねばりっこ」を使用したお汁。お出汁は「あご」こと「とびうお」の煮干しを使用。
「ねばりっこ」は「砂丘ながいも」に比べ、粘りが強く、肉質が緻密、アクが少ないのが特徴。そしてながいもより、甘みとコクがあります。
熱いセミナー終了後は「強力BAR」TIME★
「日置桜 鍛造生もと強力 内田米(内田百種園)24BY」
「日置桜 先祖帰り強力 内田米(内田百種園)25BY」
「先祖帰り強力」について→ http://hioki.exblog.jp/19276933/
「日置桜 夜桜ラベル強力(等外米) 25BY」
*強力の等外米を使用した「日置桜わけあり全米酒」。原料は米、米麹だけの普通じゃない!?「普通酒」
&special プライベート「日置桜 強力 鍛造梅酒」(内田百種園)
非売品の「強力 鍛造梅酒」も飲めた人はラッキー。内田百種園さんの無農薬栽培の梅と強力米の純米酒で仕込んだ逸品。
というわけで、すべて「強力」の純米酒というフルラインナップ
常温と燗酒の温度違いを楽しんでもらいました(梅酒も燗)
「豆腐ちくわと砂丘らっきょうのピンチョス仕立て」
「いかの糀漬入りひとくちロールキャベツ」
中身のいか糀漬に質問集中!
こちらでございます。境港の小倉屋さんの製品は無添加仕立て。県内でも土産物屋で販売しているものは常温保存できるよう保存料入り。要冷蔵で、ウマイ!(酒肴に最適)アンテナショップで販売してます。
「鳥取のゴーリキ(強力)純米酒と薬膳おつまみNIGHT」
レポつづく
辯天娘さんの生もとの酒!
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