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March 30, 2015
水もと仕込みの濁酒
土曜日の朝日カルチャー「楽しむ純米酒」講座は「白い酒」特集。その中の1本が奈良の大倉本家さんの「水もと仕込みの濁酒(だくしゅ)26BY 生」。カテゴリー分けが清酒ではなく濁酒。
「濁酒」で検索かけると最初にヒット→
http://www.kinko-ookura.com/dakushu.html
飲むというより「食べる」感覚のトロトロクリーミィタイプで、春濁酒と秋濁酒があり、使用する米が違うとか。飲んで(食べて?)イメージしたのは、日なた、おばあちゃんちの畳、たんぽぽ、奈良漬け…。初めて飲みましたが、どこか知ってるような懐かしい味です。
水もとは600年前に奈良で造られ、生もとや速醸のルーツと言われています。もちろん今とは米も精米歩合も違いますが、こういう味が日本酒だったのかな〜が想像できる1本です。
なんでも「新穀感謝祭」で神社に奉納したお酒が元だそうです。
HPには葉石かおりさんのティスティングコメントが紹介されていました。
●酒ジャーナリスト・エッセイスト 葉石かおり様より
乳酸飲料を思わせる甘酸っぱい香りが立つ。
見た目は米の形がほぼ残っており、お粥を思わせる。
甘酸っぱく、かなり濃厚な飲み口だが、
後口は意外にもドライで爽やか。
わずかな炭酸が切れを促す。冷が向く。
個性が強いので、単独主役でもいける酒。
デザート酒としても。(23BY 春濁酒)
枻(えい)出版社発行
“日本酒 テイスティングBOOK-西日本編-”より転載
※発売時(2013年2月)の内容をそのままテキスト化したものです
なるほど〜。春濁酒も興味わいてきました。銀座君嶋屋さんで購入。
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