« 鳥取❤蟹ツアー1 | Home | 境港の蕎麦店・平田屋 »
April 7, 2015
境港でベニガニを学ぶ
初日夜は境港の味処 美沙で紅ズワイガニの勉強会。店主・濱野政和さんは境港ベニガニ有志の会会長。会では、保育園や幼稚園でカニ集会(説明&試食)、小学校で給食提供、高校で実習、大人向け料理教室。水木しげる記念館で予告なしのベニガニ振る舞い!という精力的な活動。これが評価され、県の三ツ星サポーター第1号に認定。
そんな美佐のテーブルでは、カニ甲羅が炭火焼きでスタンバイ!
茹でベニガニもスタンバイ
境港ベニガニ有志の会・蟹博士ベニガニ・カワグチこと川口商店の川口利之さんに、ベニガニ手ほどきをうけました。
炭火焼きの網にはアルミホイル。炭焼き直接だと、甲羅に穴が空いてしまうためだそうで、いろいろさんざん試した結果、このスタイルになったとか。
次から次へとベニガニが運ばれてきます。
ベニガニとひとことで言っても、千差万別。誰がどの船から選び、どの等級を選ぶのか、身質を見極める眼が必要。
以前、取材させてもらいました↓
お宝!日本の「郷土」食 18 [鳥取県境港市]味は極上、値段は格安、知られざるカニ ベニズワイガニの圧巻甲羅酒
境港では夕飯にカニが出ますが、みそ汁には雌ガニをよく入れます。東京ではまずそんなことがないと聞いて驚きました。
カニ好きの人でも、意外に知られていない日本のカニ。日本で食べる大きめのカニは、ズワイガニ、タラバガニ、毛ガニの3種類が主流。特にズワイガニは越前や松葉、間人など「地域名」がついているため、それぞれ種類が違うカニだと思っている人多し。メスのカニも地方によって違う呼び名がついているため、これまた別のカニだと勘違いしている人も!
こちらは甲羅の味噌を活かした茶碗蒸し!
カニミソの味がこっくり、とろ〜り!
ベニガニの甲羅焼き!そのままを焼くの図。ベニガニの甲羅は、ぱかっとあけて焼くだけでオオゴチソウ☆
ベニガニ・カワグチ先生から質問が
「カニの味噌は、人間で言えばどの臓器にあたるでしょう?」
「脳みそですか?」と、○子さん
ベニ先生「こんなにたくさん脳みそがあったら(笑)海に沈んでいません」
答えを聞いてなるほど〜〜!でした
ぜひ、美佐でカニを食べながら、川口商店でカニを注文して、答えを聞いてほしいもんです
その貴重なカニ味噌、アツアツに焼きあがったら!
カニミソにカニ肉をつけて食べる!
たまりません☆
カニの身はさっと茹でただけでウマシ! 余計な調味料は一切不要と思いました。
そして、食べきった甲羅にHOT純米酒を注いで炭火焼きして甲羅酒!
味処 美佐の日本酒ラインナップ。すべて純米酒。左から太平洋側の酒蔵、高知県の司牡丹・純米酒。お隣、島根県の月山・純米吟醸。境港市内の酒蔵、千代むすび・純米強力など
千代むすび酒造のスパークリング「しゅわっと空」。
とはいえ、皆さんカニに黙々
持ち込みもさせてもらい、カニに合う酒のマッチングを試しました。
しゃぶしゃぶで!
鍋にチャポン。身がふっくら広がったら即、引き上げ!
「カニは火加減が重要」とカワグチ先生
焼きもですが、「火を通しすぎると身がどんどん縮むので要注意」と。
「生で食べられる鮮度なので、火がはいって、身が白くなったら、そのタイミングで」だそうです
素敵状態☆
ベニガニ記念撮影の図。カニの手、「V」ポーズをするのがお約束
「はい、カニ〜〜〜」
あとで写真を見たら、ひとり協調性のない人が。問うと、「えっ!皆さんしていたんですか?」というトボけた発言の三輪さんであった。
池田陽子さんが丁寧に取材しレポートを ↓ ベニガニのことがよくわかります。
激安なのに磨けば光る“赤い宝石”
鳥取・境港発「ベニズワイガニの逆襲」
●味処 美佐
http://www.sakaiminato-misa.server-shared.com/
Topics: ご当地もの, 日本酒, 魚 | コメントは受け付けていません。