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April 30, 2015
朝カル「麹違いの純米酒・秋田編」
前回の朝日カルチャーは秋田県!「麹菌」違いのお酒を飲み比べました。
日本酒といえば麹は黄色!
ですが、今人気の黒麹と白麹で醸す日本酒! 全国でも真っ先に取り組んだのは天の戸 浅舞酒造株式会社さんです。きっかけは鹿児島県・大海酒造の大牟礼杜氏との技術交流にあり!
●大海酒造訪問記
http://www.yohkoyama.com/archives/38065
http://www.yohkoyama.com/archives/38114
http://www.yohkoyama.com/archives/38132
白麹の「シルキー」、黒麹の「天黒」ともに、爽やか+スパイシーな魅力がいっぱい! 飲んだ皆さんにも大好評
新しい酒のありようをいつも考えている森谷杜氏、心から尊敬しています。全国でも稀で貴重な杜氏です。今回は杜氏が唱える「あんだらしたいい味」」についてもお伝えしました。酒粕食べ比べも。
http://www.yohkoyama.com/archives/69273
酒粕DIP、酒粕+味噌など試してもらいました。羽場こうじ店の喜助味噌が大好評!
力ある米が、魅力あふれる純米酒になり、そしておいしい酒粕を生む。素晴らしい米の循環そして一生です。
天洋酒店・浅野貞博さん手配いろいろありがとうございました。
以下、天の戸・森谷杜氏のfacebookより。写真と文章を拝借!読んでみてくださいね
https://www.facebook.com/asamaishuzo/posts/705821692878260
もう、季節は春を忘れて「夏秋冬」です。
大海さんの「蒼々」ロックです。ずっと寝かせてました。
裏ラベルを見ながら「作りやすいこと = いいものができる」
しばらく考えました。
「とにかく作りづらい。それまでいた職人さんの大半にやめられました」
国産小麦で稲庭うどんを作る佐藤養悦本舗の佐藤信光さん。
「でもね。うまく出来ると今までにないものができる。ほれぼれするくらい。できたものがとにかくいいんです」
同じ言葉を鹿児島の焼酎蔵・大海酒造の大牟禮杜氏さんからも聞きました。秋田の米、とりわけ天の戸がお世話になっている平鹿町酒米研究会の酒米を使って芋焼酎の麹に使ってくれた時のことです。
「とんでもないですよ。とにかく作りづらい。大変ですよ。どんな焼酎なるかわかりませんよ」という電話の声に正直心配しました。でも鹿児島からのその声はどこかはずんでいました。
そして今年、「秋田の米、全量天の戸さんのとこの酒米ってこと考えてますよ」その言葉が「結果」です。
「清酒、しかも大吟醸の麹造りを勉強したい」
秋田今野さんの仲立ちで鹿児島の大牟禮杜氏さんが天の戸に来てくれて13年。はじめの頃は一週間10日は当たり前でした。
「一番忙しい時に・・・・」と言いながら、実は、勉強したのは我々です。「黒麹」「白麹」を清酒に使うことさえ違和感なく感じてきました。
大牟禮さんが来てくれるようになって10年のころ、
「小松田旅館、五十泊して晩御飯二回しか食べてませんよ」
それだけの「交流」です。感謝です。
ニラに卵・・・この取り合わせ、誰が考えたんでしょう。
きょうもごっちぉ~さんでした。
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