« 天の戸「稲の花を愛でる会」へ。その3 | Home | 天の戸「稲の花を愛でる会」へ。その5 »
August 14, 2015
天の戸「稲の花を愛でる会」へ。その4
浅舞酒造・天の戸さんの酒米巡り
田んぼでそれぞれのお米で醸されたお酒をいただく…という素敵な学びつき!
こちらは、お酒で搾りを担当する西田さんの田んぼ「美郷錦」です(思えば、夏に会う、蔵外で会う西田さんは始めてで新鮮でした!)
キャッチフレーズは「おちゃめな怪人二十面相」
親品種は美山錦×山田錦
ご先祖には山田穂、短稈渡船、神力、愛国、亀の尾が
生誕は1994年、秋田県生まれ
美郷錦で醸した「白雲悠々」2年間の蔵内熟成を経て出荷
「美郷錦」の平鹿町酒米研究会導入年は、平成11年(1999年)
「美郷錦」↑の形の雰囲気は「噴水タイプ」だそうです。
そして↓「吟の精」
キャッチフレーズは「田んぼの室伏広治」!?
すくっとして、すでに穂が立派でした。「吟の精」農研機構のHPによりますと
出穂期・成熟期は「美山錦」より早く、育成地では「あきたこまち」並の早生の晩に属する。
だそうです。
心白のない珍しい酒米ですが吟醸向きと杜氏。茎も太い…なにしろ室伏広治ですからね。
親品種は「合川1号」×「秋系53」
主なご先祖はトヨニシキ、フクノハナ
生誕年は1992年、秋田県生まれ
「がっしりとした姿、高精白の酒にも向いている」とのこと
吟の精で醸した天の戸・純米大吟 45
西田さんの田んぼ、左が吟の精、右が美郷錦。明らかに色と形が違ってました。
◯補足data
・こちらには↓「登録品種の育成をした者の氏名」欄に田口隆信さん、高橋仁さんの名が
http://www.weblio.jp/content/%E7%BE%8E%E9%83%B7%E9%8C%A6
_______________________________________________
●旅ぐるたびさんの取材記事↓
●「稲の花見」に人が集まる。フランスのワインのように日本酒にも“テロワール”の考え方を
Topics: event, ご当地もの, 日本酒 | コメントは受け付けていません。