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August 16, 2015
天の戸「稲の花を愛でる会」へ。その5
20150808
天の戸=夏田冬蔵・稲の花を巡る旅、次に向かったのは「五風十雨」の田んぼ。森谷杜氏が手がける「美山錦」の田んぼです。
バスを降りたびに、グラスに田んぼのお酒が注がれます。蔵の食を賄う松本さんが「五風十雨」を注いでくれました。
「五風十雨」ごふうじゅうう
●意味
http://kotowaza-allguide.com/ko/gofuujyuu.html
美山錦のキャッチフレーズは「気むずかしい麗人」
親品種 たかね錦の光線照射
主なご先祖 神力、愛国、亀の尾
生誕年 1979年、長野県生まれ
自身が育てる美山錦の田んぼで「五風十雨」をティスティングする森谷杜氏、その瞬間をパチリ☆
偶然、グラスの中に田んぼが映り込み、素敵な1枚になりました (杜氏はカメラをまともに向けると、照れてしまって使いモンになりません…)
●稲の特徴は、出穂のあたりから急激に丈が伸びること。大柄で、籾が密につきやすく(ゆえに倒れやすい)、栽培法で品質に差が出やすい。山田錦、五百万石についで第三位の栽培面積。純米酒から大吟醸まで用途が広い。
●酒の特徴は、品種の持つ、にが渋が少し出ると、爽やかで品のいい酒質に。多めの時は、熟成でまとまりのいいものに。
純米吟醸 天の戸・五風十雨
9号系の酵母と美山錦の組み合わせはじっくり寝かせて味わいが深まる。お燗がおすすめの純米吟醸
http://amanoto.co.jp/product_04.html
そして
「星あかり」
お酒は「夏田冬蔵」!
「星あかり」のキャッチフレーズは「やなぎごし美人」
親品種は、初星×美山錦
主なご先祖は、コシヒカリ、亀の尾
生誕年は1997年、生誕地は宮城県(東北電力プロジェクト)
星あかりの「あかり」は、電気で灯すあかり
東北電力の開発米だそうです。
杜氏の話しでは、「星あかり」は、長く、低精米のお酒を造ることが多かったそうです。ですが、40%まで磨いたら、気づかなかったクリアな一本の味の線が現れたとか!
特徴は、すんなりとした柳形の稲穂、優しい味わい。オールマイティな使い道。構成は区で美山錦の味が出てくるようとも。
お酒は白麹を使ったスパークリング酒「Silky」にも使われています。
●Silky
http://www.yohkoyama.com/archives/46509
http://www.yohkoyama.com/archives/34918
http://www.yohkoyama.com/archives/56061
稲の花を愛でながら、その米で醸された純米酒を飲むのは、それはもう格別!
https://www.facebook.com/asamaishuzo?fref=ts
http://www.amanoto.co.jp/
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◎花見の後の懇親会の料理が素晴らしかったです!地元力満点!
彩りもご馳走!十文字の紅玉さんの酒肴セット
天の戸の「酒香寿」を使った酒香寿ブランマンジェも
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