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August 24, 2015
ジャケ買いの純米酒
http://www.yohkoyama.com/archives/73929
8月22日は朝日カルチャー「純米酒を識る」講座を開催
テーマは『衝撃の酒! ジャケ買い正解の純米酒』
講座終了後に、一同に並べてパチリ☆
ジャジャーンなラインナップ!
いろいろ検討し、元祖といえるキャラ立ちラベルや、イラストラベル、「超辛」など。
「そのラベル、名は体を表すのか?」
「ラベルから想像する味わいとは?」
その昔、日本酒ラベルといえば、白地に筆文字で漢字で3文字、まるでお相撲さんみたいな名前が多く、酒屋の棚を見ても、どれも似たような感じがしたものです。
ところが今は、テーブルが楽しくなるような、デザインボトルが
↑木村酒造さんの荒責混和の白熊くん〜
「どうして?!」と、思わずビックリ、笑ったりのオモシロ・デザインが続々登場しています。
それって日本酒の名前!??と、思わず唸ってしまうようなお酒も!
超辛口をうたう純米酒も様々。こちらは千代むすび酒造さんの妖怪泣かせの超辛口+15、かつ、夏限定バージョン。酒米は、鳥取県産五百万石を使用。
お酒をジャケットで選ぶと、どうなるのか?
名は体を表すのか?
秋山 巌先生の絵が印象的な獅子の里「超辛」。今でこそ超辛はよく見ますが、こちらのお酒が元祖といってもいいでしょう。というほどの、ロングセラーの特別純米酒です。
この絵を描かれた秋山先生は、山頭火の句を木版画の作品を数多く残したことで有名です。残念ながら、昨年の2014年9月15日に旅立たれてしまいました。93歳の大往生です。謹んでご冥福をお祈りします。
先生は、生前、山中温泉に度々滞在していたことから、松浦酒造さんとご縁があったようです。30年くらい前の作品とも言われていますが、今見ても、それは迫力あります。優れた作品は古びることがありません。ひやもお燗酒も評判が良かった1本です!
今回、白瀑さんの「ブルーハワイ」は冷凍庫で一日半、ガッチガチに凍らせて、フローズン状態を楽しんでもらいました。大人のかき氷ですね!(*試す時は自己責任でお願いします)
これが、講座が始まってもなかなか溶けず、のちほど、上下にシャカシャカよくふって注いでもらいました。
純米吟醸のスペックですが、「リキュール扱い」それはなぜか?などなど
勿論、楽しいだけでなく、中身もしっかりおいしい純米酒ばかり!
新政酒造さんの「No.6」は、漢字で「六號」のラベルと比較してもらったり
福千歳さんのRICE WINEも! コシヒカリ90%をワイン酵母で醸しました。
元祖イラスト顔ラ・ベルは森喜酒造さんの「るみこの酒 山廃雄町」
マロラクティック発酵だから「まろら」!いつもの山形正宗さんとはガラリと違う実験酒も。
というわけで、8月22日は夏休み企画で〜変わりダネ純米酒特集〜
お酒をジャケットで選ぶと?どうなるかでした。
↑第一の皿=チーズとトマト、オリーブとコルニション、梨、リンゴ、蒸し茄子と味噌
日本酒とひとことで言っても、味わい様々!
だから楽しいのでありますね☆
↑第ニの皿=福井県産の「小鯛の笹漬け」、富山県産の「ぶりくん」と「ホタルイカ」、焼きピーマンのおひたし、切り昆布と油揚げの酒煮
その名の背景にあるものを探りながらの飲み比べは面白いです。
福井県産の「小鯛の笹漬け」、富山県産の「ぶりくん」と「ホタルイカ」も
それにしても、人の好みはホントウに様々!
↑第三の皿=お燗向き。タイカレーと「るみこの酒 山廃雄町」の70度のお燗酒を試してもらいました。他、ジンジャーえのき、柿太水産のこんかイワシ、にしん+生姜醤油など。
毎回、講座の最後に「一番印象に残ったお酒」をお聞きするのですが、皆さん、それぞれに理由があり、もう、好みはバラバラなのです(笑)これを聞くのが、勉強になります。はい。
受講生の藤野さんが「ぜひ!」と保冷剤しっかりで持ち込んでくださったのは、前回のクラスで話題になった「強力」(鳥取県いなば鶴「純米大吟醸 強力」)最後に全員でいただきました
朝日カルチャーセンター新宿教室(新宿住友ビル)
さて来月は!
●9月26日土曜 18:30-20:15
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/37b1b4d3-add3-d158-e8cf-55430952d6ad
Topics: セミナー, 日本酒, 日本酒手帖2014 | コメントは受け付けていません。