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November 29, 2015
OJC「酒と鮭〜新潟村上の知恵に学ぶ」レポ
11月25日は OnJapan CAFÉで地域食材×純米酒セミナーのイカに続く第二弾「日本酒セミナー 酒と鮭〜新潟の知恵に学ぶ、通な酒の味わい方」でした!ご参加の皆様、ありがとうございました
越後村上・伝統の鮭料理、鮭珍味の老舗「味匠 喜っ川(きっかわ)」さんの
そして!素晴らしい技である「鮭の酒びたし」などを取寄せました。「塩引き鮭」をさらに、一年かけて生まれる村上の珍味
乾燥発酵させるのに1年がかり。冬の寒さで乾燥させて、春の風で旨味を醸成。梅雨を越し、初夏を待って完熟という珍なる逸品。ご当地の祭りには欠かせない品という。
そのまま食べて良しですが、食べる前に日本酒をかけて食べるのが、地元村上の風習。
その食べ方から「鮭の酒びたし」と!
大人でよかった〜〜!という鮭の深い味わい方です
村上の郷土料理ですが、こちらの製品は村上一、美しいと思っています(たぶん)。喜っ川さんだけだとわかりにくいので、違うメーカー製品も見てもらいました
喜っ川さんは、江戸の寛永3年(1626年)に米問屋として創業。2016年で創業390周年。なんでも米問屋の後、味噌・醤油、造り酒屋と商いを変遷。つねに「発酵」を軸として経営されてきたそうです。
製品はALL無添加。そこも気に入ってます。
そして珍なる味の「皮」も!!!
シート状になっているのです。
焼くとクルリンします。
そして、味匠喜っ川さんにしかない「鮭の生ハム」
スモークサーモンとは一味も二味も違います。
加えて、新潟県アンテナショップネスパスで購入した「鮭の焼き漬け」や「鮭とば」
「からし巻」(新潟県西蒲原地方の郷土料理。乾燥大根と辛子はあう!)、菊花「おもいのほか」甘酢漬け
そして新潟が誇る辛〜い調味料!「かんずり」の新しいものと6年ものとの食べ比べなど、新潟の発酵食を盛りだくさんに味わいました。
そして「北海道のルイベ漬け」も取寄せ、鮭を巡る背景や、食文化の違いなど、新潟の純米酒とともに!
お酒は、新酒も登場!想天坊と緑川「ゆららか」は出来立てのホヤホヤ
純米にごり生酒
同じ酒蔵でも、表情が違います!
佐渡島より
「願人」その意味たるや!もご紹介しました
地元根知谷に自蔵田をもつ根知男山
最後に菊水酒造の元禄時代のレシピで醸したsweetなお酒「節五郎元禄酒」精米歩合90%。これには皆さんビックリ 「アリですね〜!」と。塩辛系にもgood
また、酒粕味噌DIP・冬バージョン柚子風味も披露(原材料は、泉橋酒造さんの味噌+新政さんの高級酒粕+柚子!)
*今回、偶然、「味匠喜っ川」さんの親戚の方が参加されていて、いやビックリ。呼ぶもんですね〜。親戚さんに質問されましたが、味匠喜っ川さんからは一円もいただいておりません(笑)ただただ、製品のファンなのであります。
おすすめはベスト・セレクション(回し者ではありませんっ)
ご参加の皆さま、ありがとうございました
Myお燗ポットご持参の方も!
●「味匠喜っ川」
*写真はHPから許可得て掲載しています
http://www1.enekoshop.jp/shop/murakamisake/
Topics: セミナー, 日本酒 | コメントは受け付けていません。