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福井の一乗谷・蘭麝酒

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福井県の郷土料理研究家・佐々木京美さんにガイドをお願いするという贅沢で頼もしい旅!
スタートは一乗谷から。そこに珍しい薬草酒があるという。「歴史ある蘭麝酒ですが、福井の人でも知らないんですよ」
一乗谷はタイムスリップしたような世界。聞こえてくるのは、水の流れと雪が樹々に積もる音。しんと静まり返り、ひんやりとした土地。壮大な時の流れを感じました。

福井県立一乗谷朝倉氏遺跡資料館

遺跡について

・歴史のおさらい朝倉家

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なんですか?蘭麝酒とは

なんでも、十数種の薬草を漬け込んだ健康酒で、一子相伝の家伝酒とか。

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佐々木さんいわく、家を改修する前は、もっと趣があったとのこと。

看板がなければ、ここ一般のおうちです。

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戸をガラリ。

ごめんください

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玄関開けると、いきなりお店でした

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商品が棚に。昔の看板にはコピーが(今は薬事法で言えない言葉)

蘭麝酒の歴史

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蘭麝酒製造絵図

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ご愛飲のすすめ

品のいい丁寧な言葉遣いの奥様が説明してくれました(その後に会ったこの地域の方、皆さん話し言葉が品よくきれいでした)

HPより↓

むかし、越前の國一乗谷が落城して間もない頃、ひとりの老僧が、中脇村の青木家に立ち寄ったそうです。その時、青木家には重病人がありました。それを知った老僧は、あれこれと懸命の介抱をしてくれたそうです。その甲斐あってか病人は危うく一命を取り留めました。老僧は、家人の奨めもあり、青木家に逗留しました。
数ヶ月後、この老僧は当主を呼び、長い間お世話になったお礼にと朝倉氏の囲医から授けられた蘭麝酒の秘方を伝授したそうです。
爾来、青木家では、一子相伝の家伝酒として堅くその秘法を受け継ぎ、今日に至っているのです。

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おすすめの飲み方を教わりました

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そのままでも良いけれど「熱湯で3〜5倍にうすめ、ハーブティーのように飲むのもよいです」。右は原液。

蘭麝酒のベースはみりんという。その餅米は自家栽培という

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昔は、北海道にも送っていたそうです。こちらは当時の瓶、おしゃれです

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こんなところがあるのですね。この蘭麝酒はネットでも注文できますが、是非とも、この地で奥様の話しを聞きながらの購入を! 値打ちがあります。

●青木蘭麝堂

〒910-2161
福井県福井市脇三ヶ町25-19
TEL:0776-41-0078
FAX:0776-41-0078
http://www.ranjyado.com


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