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March 21, 2016
佐賀唐津の彼岸花、だご花orだんごしば
お彼岸の花も様々だと知った今回の佐賀sake&craft tripです。
唐津の「道の駅」や、「呼子の朝市」で売っていた色鮮やかな不思議な花
初めて見ました!
これはいったい!??
名前を聞くと、
だ・ん・ご・し・ば
(・o・)
だ・ん・ご・し・ば
(o・ω・o)
だ・ん・ご・し・ば
お彼岸の時期だけの花だそうです。
この「だんごしば」
ところにより
「だご花」と、言うようです。
→ JAからつ直売所『唐津うまかもん市場』によると(以下↓コピペ)
唐津の一部地域では、お彼岸にこの『だご花』という花を供えます
綺麗な花ですけど・・何か変?
実はこの花、米粉などを練ってお花を作り、枝にくっつけたもの
団子の花 → だご花 というわけです
昔のこの地域では、流通も栽培技術も発達しておらず、
秋のお彼岸に生花を用意するのは困難でした
それでも仏様にお花をお供えしたい・・という思いから、
この『だご花』が作られるようになったんです・・いい話ですね
お花の一つ一つがとても丁寧に作られていて、
生産者の方の思いが伝わってくるようです
これは日持ちしますね!
呼子の朝市で、ちょうど製作しているところに出会いました。
材料は米粉。
ここに色粉を加えて、練り、花の形を作って「しば」に合体するそうです。触らせてもらったら、まだソフトでやわやわ。
*補足です。
榊と「しば」、ホンサカキとヒサカキについて、こちらの「福岡の神棚屋さんブログ」に説明がありました。
http://kamidanaya.net/2011/06/22/post_720.html
シバ=ヒサカキのようです。
製作者のお名前は日高梅子さん。本業は背景の洋品店。
「梅子」ゆえ、梅干には特に力を入れて(本人談)、梅2種類を使って製造販売しているそうです
日田屋の梅干。左の小さい方は南高梅。右は地元品種。
どちらも350円(小さい方を購入!)
こちらは↑梅子さんの粕漬けです。
これはよくいう奈良漬ですが、これ以外にも、わさび漬けのように、酒粕に魚介類や野菜を入れた商品が、呼子の朝市ではいっぱい並んでいました。
「酒粕は、腐らないのよ」という言葉も聞きました。
こんなに熱心に酒粕を食べる地域は他にないかもです。
顔が見える手作り品。
佐賀にはそんな家庭的な手作り品がいっぱい!
●唐津・呼子情報
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