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March 29, 2016
蕪の茎塩漬けは手巻き寿司に便利
久々に手巻き寿司!
具が魚ではなく野菜中心だったので、酢飯にせず、具によってオリーブオイルをかけたり、レモンを搾ってその場で酢飯にすることに。
↑ マッシュルームのオイル煮をON。濃い茶色は乾燥椎茸刻みを醤油・酒で煮たもの(これが、出汁代わりにちょっと加えたりと重宝)、蕪の塩漬け、煎りゴマをふりかけ、オイルをふっていただきました。
このオリーブオイルは、ベリタリアのテッレ ロッセ有機栽培E.X.V.オリーブオイル→モライオーロ100%で、ピリピリ感のあるフレッシュテイスト☆
高級品なので、こんな時、ココぞと(少々)ふりかけるのにドンピシャ!高級品らしく、強くふっても少量ずつしか出ないところもトッピングオイルとして最適。
藤本真理子さんが選ぶオイルのファンですが、きっかけはベルガモットオイルでした。
いただきものの白米(普段は玄米)を酢飯用にちょっと固めに。ごはんを入れた楕円の飯台は松田美智子先生セレクションJIZAI Douguで、木曽天然木のさわらを使用したもの。エッジがみな丸く丁寧に処理されて惚れ惚れする飯台です。何しろ、ごはんが美味しくなります。驚きです。しかもくっつかず、あとかたづけまで簡単という優れもの!
他、納豆とか、ブリ照り(ブリの切り身を一口大に切って、ビニール袋に入れ、生姜+醤油+味醂につけて焼いたもの。漬けておくと日持ちして便利)とか、珍しく薄焼き卵も(お客様があったので久々に卵を購入)
お酒はこちら↑和歌山・九重雑賀さんの「雑賀の郷 辛口純米にごり」微発泡タイプのにごり純米酒。スッキリクリアーで雑味ナシ、米のほのかな甘味とコク。お蔵を移転してからどんどん美しい味になっている注目のお蔵です。
↑こちらは鈴廣さんのわさび漬けのせ。
緑は蕪の茎の塩漬けです。蕪好きでして、塩漬け、梅酢漬け、そのままグリルで焼くのも大好き。味噌汁も好き。すりおろすして蒸すのも好き。生で良し、加熱して良しの蕪はおいしさワイド。値段の安さも魅力的。
なにしろ蕪は、実(み)に、葉と茎がついてくる! 青菜を一緒に買ったようなお得気分。
今回、小口切りで薄〜く刻んでビニール袋に入れ、塩加えてモミモミ放置しただけですが。これが、寿司にあうと判明! こういう時の塩は気合を入れてなずなの塩で。バッチリ決まります。
この蕪の茎の塩もみ、塩気とシャキシャキ感がつき、ごはんと具と絡まりやすく、形しなやかで巻きやすく、見た目もきれいで言うことなし!
お酒は、器によって味が様変わりするので、ひとつの器じゃ勿体ないと、いつも色々な器で試しております。
今回は、木村硝子店のベッロ(メリハリ感、キレあり、辛口に感じる)、中里隆窯の唐津焼(甘さも伝わる)、黒は唐津の若手作家・熊本象さん(全体まろやかに感じる)、有田焼の飲み比べ3点酒器のひとつ(可もなく不可もなく純米酒向き)、秋田の川連漆器(おだやかでいい人ねな味に)、輪島塗の角偉三郎さん(甘さふくらみ、スッキリ感もあり!さすが名人)
いや、楽しいです!
蕪の茎の塩もみは、きれいで日持ちして、使い勝手が抜群。ドレッシングや麺つゆに混ぜたり、ここに切り昆布入れてもいいですね。酒粕に混ぜると見た目、爽やか。汁気をよく切ってごはんに混ぜてもよござんす。豆腐にものせたり色々便利。
毎日のごはんは、こんなちょっとした幸せを感じることから! ホント小さい幸せ(笑)おめでたい自分ですわ
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