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May 23, 2016
IWC 2016「SAKE部門」発表
20160520(金)神戸へ。快晴の海と都市の風景、モノレールからパチリ。港育ちなので、海を見るとワクワクします
IWC 2016「SAKE部門」審査会の発表会へ。会場は生田神社会館
IWC詳細は↓
https://www.iwc2016hyogo.com/
http://www.sakesamurai.jp/
http://www.internationalwinechallenge.com/
毎年ロンドンで審査、表彰をされるIWCのSAKE部門ですが、今年は日本で開催。
しかも酒米「山田錦」の本拠地、兵庫県で開催されたのです。これは意味が大きい!
発表会の会場には、IWC歴代チャンピオン酒蔵も集合し、そうそうたる顔ぶれが集う、国際色豊かな雰囲気でした。
2016年は、過去最多の1282点ものエントリーがあったそうです。
厳しい基準で選ばれたメダル受賞酒は、どれもさすがの美味しさ!
それにしても出羽桜さんの技術力の高さには毎回驚きです。今回も2部門でメダル+トロフィー受賞。出羽桜さんは何を飲んでもハズレがないので、私のセミナーでも自信をもってお出ししています。
IWCは、評価のティスティングコメントが素晴らしく(詳細はIWC・HPを)、お酒の試飲会などでそのコメントを持参するお蔵さんもあります。
審査員は、世界14カ国から集まり+日本人審査員による評価。国内の新酒鑑評会などとは評価軸が異なります。
メダル酒各部門を、ティスティングさせていただきました。
”選ばれるお酒”といっても、味の方向が偏ることはなく、香り系あれば、山廃系もあります。
そのどれもが、味の骨格がはっきりしてメリハリ感があり、余韻が長く、飲みごたえのあるお酒ばかり!
発表するのはIWC SAKE部門の審査委員長・大橋健一さん(日本人で唯一のマスター・オブ・ワイン!)
審査方法は、1テーブルに日本人審査員と海外の審査員が半々で組み、個々での評価後、テーブルごとに全員でディスカッションが行われるそうです。
また、審査の順番による評価差が出ないよう、チェアマンたちが一度落ちた酒を再度ティスティングするという念の入れ方。1つのお酒を何度も繰り返し、複数の人が審査するのが特徴だそうです。
メダル受賞したお酒たち↑↓
上から、普通酒、本醸造、純米、純米吟醸、純米大吟醸部門
上から純米大吟醸(続き)、吟醸、大吟醸、古酒、スパークリング部門
選ばれし酒は、本当にどれも素晴らしかったです!
1282点の中から選ばれているのですから、当然といえば当然ですが「お酒選びに迷ったら、IWCで選ばれた酒を」といいたくなりました。
そして、メダル受賞酒の中から、部門1位のトロフィー酒の発表が!
静まり返る会場・・・。
◎トロフィー酒は、以下の通り(HPから引用)
↓↓↓↓↓
IWC 2016「SAKE部門」審査会のメダル&トロフィー受賞酒の結果が発表されました。
9部門のトップである、トロフィー受賞酒は下記の通り。この中から最も評価の高い1銘柄に、「チャンピオンSAKE」が授与され、7月7日にロンドンで発表されます。
●普通酒 岐阜県 蓬莱 天才杜氏の入魂酒/(有)渡辺酒造店
●本醸造 岩手県 本醸造 南部美人/(株)南部美人
●純米酒 山形県 出羽桜 出羽の里/出羽桜酒造(株)
●純米吟醸酒 茨城県 御慶事 純米吟醸/青木酒造(株)
●純米大吟醸酒 秋田県 天の戸 純米大吟醸35/浅舞酒造(株)
●吟醸 山形県 出羽桜 桜花吟醸/出羽桜酒造(株)
●大吟醸 青森県 陸奥八仙 大吟醸/八戸酒造(株)
●古酒 岡山県 古酒 永久の輝/宮下酒造(株)
●スパークリング酒 高知県 スパークリング酒 匠/土佐酒造(株)
特に初めて出品した天の戸さんが、純米大吟醸部門で選ばれたのがビックリ嬉しい!
http://www.internationalwinechallenge.com/canopy/beverage_details.php?sid=4998
https://www.facebook.com/asamaishuzo/posts/903887833071644
https://www.iwc2016hyogo.com/
http://www.internationalwinechallenge.com/
「チャンピオンSAKE」は、7月7日にロンドンで発表!
IWC2016こちらに詳しいレポあり
↓ ↓ ↓
http://sakefan.net/report/12800/
Topics: event, 日本酒 | コメントは受け付けていません。