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May 25, 2016
東京で見つかる野草「ユキノシタ」の話
というわけで、昨日の会では「暮らしに役立つ野草」の話をさせてもらいました。
食べられる、傷口に塗るなど役に立つ草を知ってると、何かがあった時に安心、便利、頼もしい!
東京都内でも簡単に見つかり、日陰でもどんどん増える「ゆきのした」は、ぜひ覚えてほしい植物です。
その昔、編集者時代に「心地いい暮らしがしたい」という本を編集しました。
「ひと鉢あれば食用に、薬用に役に立つ」がコンセプトで、身近な摘み草を追いかけたのです。
↑「心地いい暮らしがしたい」表紙
編集内容は、玄米・雑穀、干物、器と民芸の旅、味噌、パン、おばあちゃんの風邪薬、ごまのおやつ、今と趣味が変わってない!? 発行は1999年11月ですから18年前です。
この時に「ゆきのした」を紹介
担当チームは、福岡在住の田尻清子先生、フリー編集者・網中俊子さん、カメラマンの三笘正勝さんという頼もしいチーム!
全体像がわかる、花から根までの美しい写真がほしくて、スタジオで撮影してもらったことを思い出します。
1999年は、まだデジタルカメラの影も形もない時代。ましてや携帯なんて〜
ゆきのしたは、ランナーが出て、どんどん増えます!我が家がそうです。あちこち占領されてます
http://www.yohkoyama.com/archives/64636
「ゆきのした」はアクがないので、生でもOK
塩もみすればサラダやおひたしでも食べられます。
やっぱり天ぷらと思うところですが、「ゆきのした」はアクがなくあっさりしているので天ぷらにしても…そうおいしい…というわけでもなく、天ぷらでも食べられるね!という感じです(なんじゃそりゃ)
本では、桜えびを挟んで揚げたりと工夫。
http://www.yohkoyama.com/archives/64708
岡山の「天婦羅たかはし」高橋さんによると
なのだそうです! 湯葉より軽く
また、お弁当の仕切りにハランを使いますが、我が家ではこの「ゆきのした」を使います。
さて、効用
「・・・と言われている」くらいで考えてください
便利な絆創膏などが、手元になかった時、覚えておくと役立つかも
切り傷、やけど、しもやけにペタリ
耳の痛み、風邪の耳痛、熱のあるときにペタリ
熱さましには、おでこに並べて貼っても(見た目かわいい)
耳の後ろに貼ると、新しいイヤーアクセサリーと思われるかも!?
青汁を綿棒に含ませて、耳掃除にしても良いと…。
とにかく、「ゆきのした」は食べられること、「傷口にはっても良い」このことを覚えておくと、いつか役立つ時がくるかも。
育てるなら、食べられる!役立つ植物を
Blog 東京で見つかる野草「ヨモギ」の話
Topics: 花 | コメントは受け付けていません。