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May 27, 2016
東京で見つかる野草「ヨモギ」の話
その気になればどこでも見つかるヨモギ!世田谷線の線路脇にもいっぱい生えています。
先日のOJCで「東京で見つかる野草」の話をしました。
食べられる役立ち草として、ユキノシタの他、タンポポ、ハコベ、そしてヨモギのことを熱く伝えたのです。
そして、ハコベもナズナも食べてほしい〜!
→blog ハコベ&ナズナも花盛り
ハコベは先日、銀座コリドー街でも発 見しました☆
さてヨモギのダイジェストを
↓ ↓ ↓
ヨモギは偉大な草で、草餅に、お灸になる日本が誇る万能ハーブ!これほど暮らしに、身体に役立つ草はありません!
ヨモギはキク科の多年草。別名は「モチグサ」「モグサ」「ヤイトグサ」など(「モチグサ=餅草」とは、なんとストレートなネーミング!)
ミネラル、ビタミンも豊富で、血液を浄化するとも言われ、昔から薬草茶としても定番。解毒の効能があり、胃腸にもいいといわれます。
また、止血の効果もあり、傷口には生葉をもんで、汁をつけたり、もんだあとの草をそのままのせておくと良いそうです。
私は、普段は欲しませんが、一年に2回くらい、身体の奥底から「ヨモギ茶〜〜〜」を欲する時があり、家に常備しています。清々しい苦味がたまりません!「きく〜〜っ」という感じ。
*薬草茶は手づくりするより、薬局や自然食品店で選ぶことをおすすめします。きちんと下処理され、焙煎したものであることが重要。素人の作ったものは、生臭い味がするものもあり。薬草茶は、ただ干しただけではダメなのです。
●検索していたら以下のページ発見!商品も色々あり
・omron式美人 温活部 「春の野草よもぎで冷えを解消しよう」
↑沖縄・国頭村で出会ったよもぎ麺のそば+よもぎの生葉入り!
ヨモギを入れた自家製麺の沖縄ソバに出会ったのは国頭村の「くんじゃんそば」さん。フレッシュな摘みたてヨモギも添えられていました。
「沖縄のヨモギは苦味が少ないの?」と、口に入れたら、ものすごい苦みでビックリ。苦いものが平気な私でも、口が曲がりそうになるくらい苦かったです
血がきれいになるといわれるヨモギ、生葉を食べるといいそうなので、ぜひ一度お試しください!
●「くんじゃんそば」がちょこっとだけ出てくるブログ http://www.yohkoyama.com/archives/391
ヨモギは
1 草餅にして食べる
2 煎じて飲む
3 お風呂に入れる
4 お灸にする
なんと役に立つ草でしょう!
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◯ヨモギの摘み方
春3〜5月のやわらかで若い小さな葉だけを摘むこと。ヨモギは多年草なので、去年から越冬している葉もあり。繊維が固く食べるのが大変。新しくはえてきた若い葉をいただきましょう。手でするっと簡単に摘めるものが◯。☓はさみ、☓根っこごと
◯ヨモギの食べ方
・生葉をそのまま食べる
・生葉をミキサーにかけて、エスプレッソ並の濃い青汁として飲む。ジュースに混ぜる。
・天ぷらで揚げる
・茹でて調理(食べてみて、えぐみがあったら水でさらす)おひたし、胡麻和え、汁やスープの具に
・茹でて冷凍。使う時、自然解凍。草餅には、ミキサー、フープロにかけ、なめらかにする。機械がなければ、みじん切りしてからすり鉢であたる。ソースやオリーブオイルと合わせてドレッシングにも!
◯ヨーロッパでは、ヨモギの近縁種である「ニガヨモギ」などが親しまれています。フランスのリキュール「アブサン」はニガヨモギを使ったもの!
こんなまとめページが→http://matome.naver.jp/odai/2133309387596486201
wikipediaは→https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%96%E3%82%B5%E3%83%B3
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◯ヨモギはお灸のもぐさとしても有名!
お灸はさすがに手づくりは無理かと。効用はせんねん灸HPに詳しくあります。以下、引用↓
ヨモギは、食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、お灸になる。
もんで傷口にぬって止血剤に!など、まさに万能薬草:-o
お庭に植えてみませんか?
プランターにひと鉢あると心強いと思います
食べられる草、暮らしの役に立つ草、そういう視点で見てみると、いっぱい見つかります!
自然にはえる草!ありがたい存在です。
Blog 東京で見つかる野草「ユキノシタ」の話
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