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June 10, 2016
つぶやき「日本酒」という酒の定義
日本産の原材料、米・米麹・水だけで作られた酒を「日本酒」(+特定名称酒の区分)
その他を「清酒」(+区分)と分けては?と思うのです。
「日本」という国の名前がつく酒だからこそ、国産原料のみとする。
地域産の米と水だけで造られた酒には、”地域名を入れることができる”とする。
ブルゴーニュやボルドーのように名乗れるルール。「鳥取」「秋田」などなど。
それだけで、日本酒は、ぐっとわかりやすくなると思うのです。
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日本酒に使われる「醸造アルコール」は、多くの人が「醸造酒」だと思い込んでいます。
名前をそのまま読めば、どう考えても醸造酒。その中身が「蒸留酒」と知った時の驚きようったら。
醸造酒に蒸留酒が入るのってナニ!?
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嗜好品なので、「蒸留酒」が入った味が好きな人もいれば、好まない人もいる、それは当然のこと。だから堂々と表記すれば良いと思います。
ウソつくような、誤認されるような表記はおかしいと。このことが、とても残念に思うのです。
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スーパーの棚にズラリと並んだ「日本酒」、初めて自分で選ぶ人には、難しすぎて選びようがありません。大吟醸から紙パック酒まで全部「日本酒」、横並び。特に海外の方は日本語が読めず、お手上げ状態です。
「日本酒」の「おいしい」がシンプルに、納得して、みんながすっと選べるようになったら嬉しい! 言い訳みたいな説明はしたくないのです。
「醸造アルコール」のことを日本酒だと思っていた人がいました…。
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