September 30, 2009
三重のMBAそして酒茶論
9月8日、火曜日。コーディネーターをつとめる「三重ブランドアカデミー(通称MBA)」開催日で朝から三重県出張、場所は松阪庁舎。
写真左はキャリアカウンセラーの遠藤和さん、右はクラス長で地域活性コンサルの玉沖仁美さん。
この2人に私、そしてデザイナーの梅原真さんが加わって4人でMBAを担当。4人なので4PersonというLLP名です。人数そのまんま。
毎回、さまざまなプログラムのワークショップが開かれます。
今年度も、素敵な事業者さんがいっぱい参加! 商品を一部紹介しますと
太平洋に面した小高い山の上でみかんを栽培しているかきうち農園さん。鈴鹿・関町の老舗の茶舗、かねき商店さん。
南伊勢のきれいな海で鯛の養殖をしている鯛3兄弟!
大宝丸の大下弘和さん、岡水産の岡弘矢さん、勝代丸の三浦清成さん。3人がそれぞれ鯛を育て、粕漬け、昆布〆、燻製と加工品の味を分けて、互いに技を磨きあっています。漁師さんも料理をする時代です。
燻製はワインのつまみにもぴったり!
新製品はハーブたっぷりまぶされたスモーク鯛!
3兄弟とも、注文があってから海に鯛を穫りに行くという(笑)。それぞれにエサを工夫し、鮮度はこれ以上ないという新鮮な鯛を加工するのが自慢!
伊勢志摩鳥羽は魚を食べるならいい宿揃い。つい見てしまった宿情報。
さて、全員でワークショップしたあとは、事業者さんごとに個別相談タイム。皆さんそれぞれに抱える悩みが違いますから。というわけで、MBAは2日間に分けて行われます。
1日目の終了後、名張から参加の醍醐さんが「これ、皆さんでどうぞ!」と渡してくれたのは
差し入れ! 鰻と鯖のお寿司です。笹が目にも鮮やか、香りよし。
じつはこの日、口にしたものは朝、名古屋駅構内SBで買ったソイラテと水だけ。飢えに強い私ですが、さすがに夜、お腹ぺこぺこ。嬉しい心づかいに感謝していただきました。
終了後、松阪から津へ移動。
「壱」で玉沖さんと打ち合せ。津の宿泊はいつもグリーンパークホテル津。山側の部屋だと毎回なぜだか眠れず、この日は海側を予めリクエスト。海側は東向き。
9月9日重陽の朝、海からのぼった太陽がぎゅーっと射し込んでまぶしい光!
気持ちいい! いい一日になりそう。ありがとうございますの朝。
三重県総合文化センター内にある唯一のレストラン、東洋軒。名物は牛肉、牛脂たっぷりの黒カレーですが、シーフードを注文。ヘルシーメニューがあまりにもなく毎回、選択に苦労。でもココしか食べるとこないのです。
イリーのエスプレッソ久しぶり。ベアポンドとは…違う。そして午後からもうひとがんばり。
夕方、県庁さんとRPIさんとで別事業打ち合せ後、東京へ。
新幹線は寒い。足下冷え冷えでいつも具合悪くなります。
品川についたらヘロヘロ状態。これは休憩して帰らなくちゃ…で(笑)
酒茶論へ。塾長の上野さん。じつは今、純米酒の本を書いているので、その調べも兼ねてです。どこまでいっても研究熱心(笑)。アフスの熟成酒と新酒を飲み比べました。そうか熟成酒のほうはアル添…だったのか。
丸本酒造さんの熟成 白桃妃。え〜!?と獺祭ファンならビックリのレアな古酒。ラベルが怪しい黒松翁さんの秘蔵古酒もあり。森本さんは元気かな。
つまみはキャベツの蒸したもの。こういうの嬉しい。
全国から取り寄せた珍味がある酒茶論。三重県の超個性的な醗酵食品、鰹の塩辛も。これは鰹を丸ごと塩漬けしたもの。面白いです。見た目はかなりインパクトあります。丸ごと2年熟成ですからね。
酒茶論ではいつも飲んだことないお酒に出会います。これはもち米で仕込んだ古酒。濃厚な甘さでトロリ感あるリッチなテイスト。でも、そんなふうに見えないラベルが惜しい。「もち酒」そのままや。
上野さんまた教えてください。
こうして長い一日が終了。
Topics: shop, ご当地もの, 日本酒 | No Comments »