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May 15, 2017
2017年の春摘み4種、2016年の夏摘み&秋摘みをティスティング!
土曜日の夕方は紅茶教室!自分が教わりたいこと(笑)を、オーガニック栽培歴40年のマカイバリジャパン(マカイバリ茶園・正規の日本代理店)の石井道子さんにお願いし、毎回、企画しています。
●朝日カルチャーセンター新宿教室 2017年 5/13 (土曜)自然派紅茶教室
「超新鮮!摘みたての春の新茶、ダージリンティーを畑のグレード別にteaスティング。3シーズンの旬の違いを徹底的に飲み比べます!」
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/8c855754-7bf6-4edd-5c26-58804ecfef82
今回は届いたばかりの2017年の春摘みを4種類。そして、2016年の夏摘みと秋摘みの6種類をティスティング!
なるほど~いっぱい、飲みごたえ満点でした(自分では同時に6種類のティスティングは、なかなかできません)
冬の茶園は何をしているの?
DJ−1ってなに?
畑でどう違うの?
なぜ春摘みはグリニッシュというの?
などなど、石井道子さんに様々な疑問を聞きしました。おかげさまで、学びがいっぱいの春摘みの会となりました。
↑お茶の品種はダージリンが中国種。アッサムはアッサム種。葉の大きさはかなり違うのです。
満席の教室。室内は春のグリーニッシュな香りでいっぱいに。
香りも色もそれぞれに異なります。
↑剪定した後に芽吹いた新芽
◉2017年 春摘み紅茶
2017 クラシック
↑冬、剪定した後に元気に新芽が芽吹いた春の茶畑
2017 ビンテージ
2017初摘み紅茶のDJ-1
2017 DJ-1
2017 シルバーティップス
そして、春を飲んだら、夏と秋の違いも知りたいはず〜というわけで
2016年 夏摘み ビンテージ
石井さんが選んだ麩饅頭(釜人鉢の木)。うすく緑がかった生地(原料を見ると青のり由来のよう)で、春の紅茶にぴったりでした。
生徒さんにサービスするのはマカイバリジャパンの竹内さんです。茶葉も紹介。
次回の朝日カルチャーセンター新宿教室「自然派紅茶教室」
8月6日は「夏摘みマスカテル紅茶の会」。道子さんに「夏摘みの垂直飲み」をお願いしています!
2015、2016、2017に摘んだ「夏摘みマスカテル」の飲み比べを予定。
そして究極の「氷水出し」もご紹介★
↑マカイバリ茶園主・ラジャさんの紅茶タイム。紅茶の色は黄金!
紅茶で思うこと・・・
マカイバリ茶園は670haと、とてつもなく広いのです。茶畑といっても相当数があります。マカイバリジャパンでは選び抜いた茶葉を日本人の嗜好(新茶を知っているお茶好き国民)、日本の軟水に合わせ特別に製茶したものを空輸して運んでいます。春の紅茶は緑色がかっているんですよ。
ですが、商社によっては、下の茶葉のクラスだけ購入し、時間がかかる船便で運んでいるところもいっぱいあります。
「マカイバリ」の名前の商品は、マカイバリジャパン以外の商社が購入した茶葉もあるわけです。
某店でも販売していますが、う~~ん違うの、違うのよ~私が知ってるマカイバリではないのであります(以前、買って驚いて石井さんに聞くの巻)
お茶は(なんでもそうですがg)、誰が、どのように作って、誰がどう選ぶか・・・です。
紅茶を購入するときのポイントは、賞味期限よりも、重要なのは「茶摘みの時期」。
いつ摘んだものなのか、「茶摘みの時期」が商品に書いてあることです。
そして等級を表すアルファベット記号「FTGFOP」が入っていることも要チェック。
世の中には、ろくでもない古い古い古い紅茶を「ブレンド」したものが多いですから(ほこり臭い紅茶はそういうタイプ)
「あなたが今飲んでいるお茶は、いつ摘まれたものですか?」なのです。
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石井道子さんの妹、博子さんはインド在住。デリーで紅茶の卸、小売、ティーサロンを経営。フレッシュな旬紅茶が飲めますよ!(現地で紅茶といったら「チャイ」なので貴重)
●紅茶専門店 Happy Hunter Tea Boutique & Tea Saolon
住所:E52 Hauz Khas Main Market, New Delhi-110016, INDIA
電話:011 41421442, 9810413270
https://www.facebook.com/happyhunterindia/
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マカイバリ・ジャパン・石井道子さんの投稿をシェア。以下↓引用です
マカイバリ・ジャパン・石井道子さん
http://makaibari.tea-nifty.com/blog/2017/05/post-4228.html
朝日カルチャーセンター講座「自然派インド紅茶教室 春摘みダージリン」終了しました!
昨日(5月13日)は朝日カルチャーセンター講座「自然派インド紅茶教室 春摘みダージリン」でした!
今回も自然派紅茶研究家の山本洋子さんとのコラボレーションです。マカイバリ紅茶の愛飲家でもあり、
世界文化社「厳選紅茶手帖・紅茶を識る」も出版されて、自然派紅茶を深く研究されています。
毎回、好評の講座で昨日は満席となりました。雨にもかかわらずご参加くださった方々に改めて御礼申し上げます。
今回は「春摘みダージリン」というテーマで、マカイバリ茶園より入荷したばかりの春摘みファーストフラッシュを、畑のグレード別にテイスティングし、味や香りをじっくりテイスティングしていただきました。
クラシック、ヴィンテージ、初摘みDJ-1、そしてシルバーティップスです。
同じ茶園から届いた春摘みでも、グレードが違うとずいぶんと変わります。
メインは初摘みDJ-1、そしてシルバーティップスです。
今年の初摘みDJ-1の茶摘み日は3月24日。
毎年、気候の変動によって遅くなっています。2017年の春は特に昨年から続く旱魃(かんばつ)、そして雹(ひょう)被害、またラジャ氏の自宅の全焼・・。
生産量も大きく減少して、逆境の中で迎えた春でしたが、生産量が減った分、味と香りが凝縮された素晴らしいファーストフラッシュになりました。
ファーストフラッシュのあわせたスイーツは、麩まんじゅうとドライフルーツとナッツ。繊細なファーストフラッシュの味と香りをひきだすためには、和菓子をあわせるのが良いです。餡子の強すぎない甘みがあいます。ドライフルーツやナッツもあいました。
春摘みファーストフラッシュの後は、季節の違いを味わっていただくために夏摘みセカンドフラッシュ、秋摘みオータムナルです。熟成された味の秋摘みも人気がありました。
紅茶はブレンドではなく、シングルエステートから旬の紅茶が届く時代。
マカイバリ茶園からも毎年、旬の紅茶が届きます!
春の紅茶から1年が始まります。ぜひ季節の違いやグレードの違いを楽しんでいただき、より紅茶のことを知っていただく機会になりましたら嬉しいです。
次回は8月6日で「夏摘みセカンドフラッシュ」を予定しています!
http://makaibari.tea-nifty.com/blog/2017/05/post-4228.html
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◉以下、自分備忘録。講座紹介文
◯2017年 5/13 (土曜)自然派紅茶教室
「超新鮮!摘みたての春の新茶、ダージリンティーを畑のグレード別にteaスティング。3シーズンの旬の違いを徹底的に飲み比べます!」
https://www.asahiculture.jp/shinjuku/course/8c855754-7bf6-4edd-5c26-58804ecfef82
世界三大紅茶「ダージリン」の新茶シーズンの到来です。
80以上あるダージリン茶園の中で、最も老舗のマカイバリ茶園から、2017年、最も初めに摘まれたフレッシュな初摘み紅茶「DJ-1(ディージェーワン)」の味と香りを楽しみます。「DJ-1」は、縁起の良い紅茶として世界中で珍重されています。
DJ とはDARJEELING(ダージリン)の略、1は出荷番号1番を意味します。秋の終わりになると、出荷番号は400番台になります。
オーガニック栽培歴40年以上のマカイバリ茶園では”自然との調和”を理念に、紅茶作りを実践。年度や季節によって味と香りが異なり、味はひとつではありません。そこで、同じ春の新茶紅茶を、畑のグレード別にテイスティングし、高級な紅茶とは?香りは?味は?どんな形状?などを、じっくりテイスティングして学びます。また、入れた後の茶葉も観察し、紅茶の値段はどのように変わってくるのか、自分の舌で確かめてみましょう。新茶の春ダージリンを味わったあとは、夏と秋のクオリティ・シーズンの季節違いのダージリン紅茶を飲み比べます。ダージリンの奥深さを茶園の最新情報とまじえてお伝えします。また、ダージリン紅茶に合うお菓子は何か、ミニ・マッチングも行いますので、どうぞお楽しみに。
Topics: セミナー, 紅茶手帖 | コメントは受け付けていません。