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May 27, 2017
新茶の季節、宇治茶を楽しむ
凄い宇治茶に出会いました!
機械摘みではなく、手摘みされた京田辺の玉露の出品茶を飲ませてもらいました。
濃いうまみ、甘さ、渋み。テアニン、カテキン、カフェイン
美味しさのエネルギーが、今までのお茶とあきらかに違いました。
飲んだあと、ひたすら感動!
しばらく、もう、なにも口にしたくないと思ったほどです。身体に入ってからが違う宇治茶。パワーが違う宇治茶。お茶は薬なんだと初めて実感。
じつは、緑茶を飲むと急に冷えたり、トイレが近くなることが体験的にあります(茶色いお茶好き)
このお茶は、飲んだ後、体の奥底が温かくなりました。う〜ん、京田辺の「出品茶」おそるべし。
やはり、手摘みの出品茶は、一般のお茶とはまるで別ものだと痛感した次第。
京田辺市の宇治茶を教えてくれたのは、市役所の渡邊博文さん。
今、茶畑で行われていること、生産者さんのおもい、製造の話など教わりました。
私はお茶の作法や歴史よりも、お茶の現場が知りたいのだとつくづく実感。
京田辺市の経済環境部農政課の渡邊博文さん、素晴らしい方でした★
◉渡邊博文さんプロフィール
京都府茶業連合青年団 /京田辺茶業青年団 所属(京都府京田辺市経済環境部農政課主事)第31回・32回京都府緑茶審査技術大会優勝。日本茶・宇治茶 最高峰の宇治玉露「京田辺玉露」生産地・京田辺市の農茶業担当職員。平成21年に人材系業界から自治体職員に転職した異色の経歴を持つ。現地現場主義をモットーに手揉み及び機械での製茶や茶審査の技術取得にも取り組み、農家の生産・製造、また、茶商との商品企画や売り込み等まで幅広く関わっている。民間企業時代に培った広告企画やプレゼンテーション能力を武器に「お客様(素人)に分かりやすくお茶を伝える」、「宇治茶のフラッグシップの味を広める」ため、伝統的な茶業界で「伝統と革新」をテーマに「玉露」・「産地」を守るため日々奮闘中。
「渡邊博文さんと宇治茶」で検索したら以下のblogを発見↓
「甘やかされて美味しくなる!?執念の茶「玉露樹」の故郷、京田辺へ」
おまけ●丸の内ハウスのレストランはそれぞれに宇治茶を使ったメニューがあり。来夢来人さんでは宇治抹茶ビアーが!この爽やかな苦味感と炭酸の相性がことのほか面白かったです!
宇治茶は今までノーマークでしたが、京田辺の宇治茶に出会ったらなるほどが満載。
京田辺は、ほとんどが手摘みだそうです。もちろんお値段も超高級!!!
その後日、
宇治茶が到着!
20年来の友達、同い年の大好きな殿村美樹ちゃんからです!TMオフィスの社長さんです。著書もいろいろ
美樹ちゃんは宇治生まれ。今は大阪在住ですが、毎年、故郷の新茶を贈ってくれるのです。
丸の内ハウスで「お茶の京都・宇治茶」セミナーで学んだばかりの宇治茶の特徴。話をきいてから、茶畑に思いを馳せるように。とはいえ、宇治茶は宇治市以外の他産地からも茶葉を仕入れているのです。
宇治茶にこだわるなら、どの産地かたずねてみるといいですね。
お茶は土壌の味がそっくり出るといわれます。
宇治茶の最大の特徴は、黒い編み状の寒冷紗をかけて日光を遮ること。そんなことされたら、光合成したい茶樹にとってはいい迷惑です。普通なら弱ってしまうお茶の樹と葉を、お茶農家さんが上手にバランスをとりながら育てるのです。まさに名人芸。そういった背景を知ることが、お茶を味わう上で重要。
1枚の葉っぱから生命を感じるのがお茶の醍醐味。
よく植物から、あんな「うまみ」がでてくるものか……驚きです。
そして緑色の日本茶の醍醐味は新茶にあり!
美樹ちゃん宇治の新茶、爽やかでうまみあり、ほろ苦さもあり。素敵なティータイムありがとう!
のし紙に「緑」の文字。日本って素敵!
Topics: 茶 | コメントは受け付けていません。