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June 1, 2017
「耕作放棄地を宝に変える!お茶が持つ1000%の可能性」
緑茶のことをなぜ追いかけているかといいますと、じつは、「緑茶が苦手」だったからです。
「日本」という冠がついている飲み物が日本酒と日本茶。それなのに…、ひどい状況です。
日本酒は7〜8割がいまだに「普通」酒。その「普通」ってなにという感じ!?
先月亡くなられた神亀酒造の小川原さんが「日本酒の戦後をなくしたい」と全量純米酒蔵にシフト。米不足、税金徴収のための戦後の技術が続いているのです。
今、獺祭や新政、白隠正宗など、純米酒だけを造る蔵が増えました!
では、日本茶はどうなのか?
急須がない家が増え、お茶は液体を買って飲む時代に。急須がないということは茶器すべてがないということ(窯業界も大変!)
今や「茶葉」の価格は低下の一途をたどっています。年々価格が減少傾向に。
お茶の質はどうなのか?
今、深蒸し茶が急増しています。
それに対して、今までの浅い蒸し方が「普通」蒸しと呼ばれますが、その言い方もどうかと思います(これは、ぼやき)。
日本茶にも、日本酒のように添加物入りもあります。
北の地方で見た緑茶の原材料に、「重曹」「青のり」という文字を発見。さすがにビックリ。「アミノ酸入り」のお茶は知ってましたが、海藻の「青のり」ってナニ!?!? 増量目的でしょうか。香り目的でしょうか。
さて、
私が追っかけしているお茶農家さんは二軒あります。
ひとつは、山二園の後藤さん。
後藤さんいわく「まずいお茶作っているから売れないんだよ。うちは高いものから売れるよ!」と笑っていました。後藤さんは年に一度の新茶の時期しか摘みません。夏、秋は茶樹を休ませます。玉露や抹茶ではない上級煎茶です。
また、豊好園の片平さんは、上質な産地で名高い両河内で、新茶価格はトップを独走。
質で売れている人もいます!
ですが、ほとんどは・・・で、あります。
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その昔、
マクロビオティック食を徹底している頃は、無農薬無化学肥料で栽培された「三年晩茶」か、ほうじ茶など「茶」色いお茶ばかり飲んでいました。
その方が体が冷えず、調子もよかったからです。
◉blog 川上寛継さんの赤い三年番茶「不調の時に」
三年番茶の元祖は鹿児島・川上寛継さんの「赤い三年番茶」=「薪火寒茶」です。→ 取材した記事
今、奈良の伊川健一さんが栽培加工しています。取材した記事はこちら
↓ ↓ ↓
◉Life is Macrobiotic 健一自然農園・冬摘み薪火晩茶
農薬か添加物かわかりませんが、緑茶を飲むと、気持ち悪くなり、体が冷えることも体験。○都の有名ブランドの緑茶でも気持ち悪くなったことが…。
◉blog 沼津発 おいしい感動をつくる仕事・山二園1
◉blog 山二園さんの新茶さえみどり
豊好園さんのこと↓
◉blog 両河内のランドマーク!徳利と豊好園
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「日本」が冠についたお茶
奈良で、完全無農薬無化学肥料栽培で取り組む、伊川健一さんのお茶を取材して、日本を変える!日本が変わる!頼もしい若者現ると感激しました。
最近、その伊川さんをジャーナリストの山口亮子氏が取材された記事を見つけたので、シェアします
「耕作放棄地を宝に変える!お茶が持つ1000%の可能性」
ジャングルだった耕作放棄地を宝に
「土地を見たときに農薬飛散もないし、荒れているために逆に土が肥えていて、ここはいいと直感しました。耕作放棄地だけど、自然栽培ができる。荷物だと思っているところにこそ宝はある」
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耕作放棄地を宝に変える!
Topics: ご当地もの, 茶 | コメントは受け付けていません。