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塩の勉強

月に1回、日本食用塩研究会の勉強会に出ています。いい塩ってどんな塩のことをいうのか? 即答できる人は少ないのではないでしょうか。

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2008年4月から、食用塩公正競争規約が定められ、「自然塩(天然塩)」や「自然海塩(天然海塩)」という言葉は使えなくなりました。その代わり、製法を書くことが義務に。とはいえ、2年間の猶予期間があるので2010年4月までは、旧パッケージの製品が混在。自然塩と書かれたもの、製法がきちんと書かれたものなど、塩売り場はいろいろ状態です。

ではいい塩ってどんな塩? パッケージから読み取る方法を教えてもらいました。

●いい塩の見分け方その1

原材料名の欄に「海水」とだけ書かれていること。

●いい塩の見分け方その2

工程の欄に「天日」と「平釜」のどちらか、あるいは両方が書かれていること。

「イオン膜」、「溶解」、「採掘」、「混合」、「洗浄」の言葉は要注意。これらの製法は、昔ながらの自然海塩ではありません。

ただし、「逆浸透膜」、「立釜」、「噴霧乾燥」、「加熱ドラム」というのは、昔はなかった製法ですが、利用の仕方次第では自然海塩と同等の精度の塩ができることも。

とはいえ、なかなかわかりづらいですね。

平釜、立釜をこの目で見た人はほとんどおらず、イメージしづらい。覚えるしかありません。

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↑ 食用塩公正競争規約に従った海の精のパッケージ。

また、製法以外の見分け方もあるそうです。

栄養表示基準による成分表示があれば、純度を推測をすることもある程度可能です。成分が中純度から低純度の塩であれば、とりあえずOKでしょう。

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とはいえ、どれくらいの数字が低〜中純度かわかりづらいもの。詳しくはHP「成分の見分け方」を参考に。

↓ 先日、購入した塩で「エネルギー(熱量)」数値がある塩がありました。

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普通、塩にはエネルギーはありません。

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↑ こちらの塩も0kcal。0が普通です。

ということは?

成分表示を見るのは面白いですよ。

さて、この勉強会、朝10時開始で、終りが16時という長丁場。

お昼ご飯は毎回、マクロビオティックなお弁当。この日は割烹升本の「和正食弁当」でした。

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もちろん玄米。そして動物性素材は入っておりません。

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結構な品数あり。いろいろ盛り込まれています。

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料理ラインナップ。監修は松本光司先生です。

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勉強会の午後は

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細川順讃先生の講義あり。

今、話題のパンデミックの予防にはマクロビオティック的予防食が役に立つという話が出ました。

身体を排出優先の状態にするのが有効だそうです。

過食を避け(特にたんぱく質、油脂)、陰性食物(特に砂糖、果物)を控え、水分過剰も要注意。

そして、万が一、流行してしまったら、葛食

細川先生著書「運命の岐路」デジブックに詳しく書いてあるそうです。


Topics: macrobiotic, 玄米 | No Comments »

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