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新日本酒紀行 地域を醸すもの「米鶴」

b 酒米_n

↑米鶴さんの「亀粋」の稲
新日本酒紀行 地域を醸すもの
Number 049

米鶴(Yonetsuru)/山形県東置賜郡高畠町

d 201708陽一郎須貝

蔵元の梅津陽一郎さんと、杜氏の須貝智さん

ピンクのかっぱ!日本酒の楽しさをシンプルに

米鶴ピンクのかっぱ

(本文)
山形県東置賜(おきたま)郡の置賜は、元はウキタムでアイヌ言葉に由来し、『日本書紀』にも記される古い地名。この地で元禄末期1704年創業の米鶴酒造は、置賜で米の酒を醸す意味を問い続け、酒米の契約栽培に力を入れ、昭和の末には蔵人と農家で高畠町酒米研究会を立ち上げた。米の半分は地元、二井宿産。山形県産米使用率は95%以上だ。

c 亀粋はえぬき稲丈比較

飯米と「亀粋」の背丈比べ!

米鶴酒造

https://www.facebook.com/yonetsuru

a 20160822酒米田んぼ

「亀粋」は米鶴が品種登録! HPより

↓ ↓ ↓

「亀の尾」が酒米として好適な品種である事は一般に知られています。

中でもより酒造りにあった形質を育成する事を目的として、志賀良弘(米鶴酒造株式会社醸造課長及び酒米研究会会員)と米鶴酒造株式会社が共同開発し育成した品種が「亀粋」(きっすい)です。

きっかけは、昭和62年の稲刈り直前に「亀の尾」の田圃を眺めていて、ふと、背丈が高い2穂の穂を発見したことでした。

そして、丈が高い2穂の種籾150粒を念のため保存し、翌年から選抜栽培を繰り返して収量を年々増やしながら特性の調査を実施したところ、

・「亀の尾」や他のどの酒米よりも米の心白が大きい

・良質な酒米の条件とされるデンプンが多い

・親米である「亀の尾」よりも背が高いのに倒伏しにくい

という強い米の性質を持っていました。平成2年にその特性を確認し、平成33月に「亀の尾」の“亀”と、きわだって優れているという意味で、「『純粋』・『粋を集める』」から“粋”をとり「亀粋」として農林省に品種登録を出願しました。

平成34月に、青森県農業試験場と埼玉県農業試験場で栽培試験が行われ、平成583日に“登録番号3632号「亀粋」”として正式に品種登録されました。

平成11224日には、県庁に於いて財団法人山形県バイオテクノロジー開発振興基金理事や農業関係者の参列のもと原田山形県副知事から表彰状が授与されました。

戦後に米の新品種開発を個人で成功させたのは、山形県、全国でも初のことであり、実際に製品になっている事が評価されての受賞でした。以上、HPより引用

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週刊ダイヤモンド2017年11月4日号

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1ページが100円で購入できるページサービス

http://mikke.g-search.jp/QDIW/2017/20171104/QDIWDW00412861.html

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この夏、ana のビジネスクラス以上では「米鶴 純米吟醸」がふるまわれました。


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