October 2, 2008
日本酒の日だからね
10月1日は「日本酒の日」。日本酒が勉強したい!という横田さん(27歳女子)をお気に入りの店に連れて行く。 乾杯は山口県・獺祭のこの店限定、ビール代わりに開発された発泡にごり。アルコール分12%と低めながら味のバランスよく、シュワシュワ感ほどよく、ほとんどのお客さんが一杯目に注文するお酒です。
横田さんするっと飲んで「おいしいですね〜!」あ、なくなってる。きれいな飲み干しぶりに、たくさんいける!ことがわかりました(笑) じゃ、次は王祿、国香の伝一郎、喜久醉ときれい系をトリプルで。
↑国香さん(静岡のお酒の会にて)。杜氏名は「伝一郎」。蔵を見せてもらったことがありますが、ほんとに何から何までたった1人でお酒醸しているんです。
本日の肴。長野県から直送のきのこを使った「天然のなめこおろし」。本当はなめこの”仲間”らしいです。地元では「りこぼう」と呼ばれているきのこで「なめこのように、くりくり地面からかわいく出てくる」とか。
Wikipediaによると「ヌメリイグチ(滑り猪口、学名 Suillus luteus (L.:Fr.) S.F.Gray)は、イグチ科 ヌメリイグチ属のキノコ」で「ナメコ(滑子)は、モエギタケ科スギタケ属のキノコの一種」なんだそう。なめことは関係ないみたいよ、とおるさん。
きのこ王国長野では「なめこを収穫したあとの茎と根が売られている」とか。しかも「1kg100円くらい」!「東京じゃみないわね〜」と店のお母さん。見ないですね。見てみたい売ってるとこ。
「天然だから一回湯通ししないと虫や葉っぱがついてるからね。それを薄口醤油でさっと煮る」うまみがあるので薄口醤油だけで充分うまくちに。
きのこもう1種の皿は、きのこいろいろをミックスした「きのこの旨煮」。「きのこ自体に味があるから余分な調味料はいらないのよ。これできのこ蕎麦を作ったら最高よ!」
いただきました! きのこ2種。
右はロースターでじっくり焼いたサンマ。「時間がかかるけどサンマはロースターじゃないとおいしくないっ」 確かに表面カリッ、中はふんわりの焼き上がり。柑橘たっぷりしぼって、大根おろしと一緒に。
初登場の横田さんに店のお母さんから「サンマの酢じめ」が。お刺身用のサンマを塩してから酢と砂糖少々に漬けたものとか。きれいですね。
今宵のお品書き。にがうりの醤油漬け、おでん、味噌らっきょうをいただく。
今宵の蔵元。結婚式帰りというのでスーツなふたり。
左)佐賀県の天山酒造の七田さん(一生懸命お腹を引っ込めている!その分、顔がふくらんでる) 右)三重県の三重錦の中井さん(元ボクサー!)。ふたりは同い年。「七田」はお燗で、三重錦は冷やで。
この他、今宵、お燗で試したのが「天寳一」「真人」「扶桑鶴」 〆に冷たい十四代! 本丸と吟撰。久しぶりに勉強!?しました。ほら、日本酒の日だから(笑)
今宵もこうして日が暮れて。鶴齢の阿部さんもおつかれさま!
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