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December 15, 2017
高清水さんの「解脱酒」
サケノゲダツ
高清水さんの新製品!
古くて新しい日本酒の世界を、新商品として開発🌟
天洋酒店さんで初試飲〜
日本酒の「オリ」といえば
昔、とある酒蔵さんで、ふる〜い日本酒の瓶を見せてもらった時のこと。酒蔵の方が、瓶を高らかに持ち上げて、瓶底を見せてくれました。
喜びふるえる声で、「見てください!ようやく、やっと、オリが出ました!天使のオリですよ!これが出たら完璧です!」
それは、10年貯蔵したお酒でした。
オリが出たら極上美味になった証拠
なのですが、その大事なオリのことを「不純物」と思ったり、「色が黄色い」といってクレームする消費者が・・・そのために、「濾過」する蔵もあり。
なんというワインとの違い!
ワインは、オリは出ていいものだという考え方があります。余分な渋みや雑味が消えると言われています。
その他にも
ワインは、古いものがいいものだ。価値がある=値段も高い!
ワインは、色はいろいろあっていいものだ。個性を重視!
それが、アタリマエ!
それが日本酒になると・・・?
ある純米蔵元が、憤慨していたのを聞いたことがあります。
「ラベルの製造年月日を見て、古い酒だから交換してだとか、色が黄色い・・・そんな消費者がいて、酒を取り替えるように言ってきた某デパート、そんな店とは、取引中止だ!」と。消費者が勘違いすることがあっても、それを訂正し、説明するのが店だろうと。
「せっかく、飲み頃を待って出荷したのに」と残念そうでした。
皆さん、ワインは消費期限書いてありますか?
日本酒よりも度数が低いんですよ
日本酒が、無色透明であることを「良し」とした時代に、サヨウナラ〜〜
そこを世に問うた、活気的な1本だと思います!
加藤杜氏、素晴らしい!!!
しかもアルコール度数が12.5とこれもgood
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ワインのアタリマエ、日本酒の常識&非常識、間違いだらけな思い込み、そのあたりのことも、次に出す”初めてさん向けの、日本酒超ビギナー本”で書きました。来年春に発売です!世界文化社さんより。新刊については、また情報UPします。
酒の解脱◉高清水さんのHPは以下の通り↓
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こちらの解脱酒! 味がものたりない日本酒に、この解脱酒をちょっと落とすのもいいですね。
とにもかくにも、こちらの解脱酒は、お燗が超絶おすすめ!切れに膨らみがぐっと出ます。
世界中の高級中華、フランス料理店に、この解脱酒をおいてほしい〜〜。深い料理によくあいます! お料理にひとさじ入れたら、これも深良い味になりそう。
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高清水さんの生酛も高品質!その謎を教わろうと、先日、見せてもらいました!驚愕するほど美しい造りでビックリ。きれいの意識がないと、きれいな味は出来ない=法則そのままでした。それについては自分が加藤杜氏に思う「あの」タイミングで、週刊ダイヤモンドで紹介します。
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