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今庄のつるし柿

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福井県の伝統食品のひとつ、「今庄(いまじょう)のつるし柿」の生産現場杉休(さんきゅう)さんへ

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まず、ヘタのまわりの葉っぱをはずして

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専用の竹製のピーラーで、皮をむいていきます。


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はじめに葉っぱと上部をくるっとむいておくと、あとは縦にスッスッとピーラーでむけば簡単とのこと。


「干し柿」は全国各地に数あれど、450年前からこの土地に伝わる”燻製する干し柿”

この地域では干し柿ではなく、「つるし柿」と呼ぶそうです。

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特徴は燻製すること、

そして芝草で編んだ柿縄で吊るすことにあります。

柿は「長良(ながら)」という渋柿を使用。

「芝草」で柿縄を編み、皮をむいた柿のヘタを縄に差し込み、吊るし、お天道さまと風で乾燥させます。

そして、次に薪を焚いて、じっくりと時間をかけて燻製して仕上げます。

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北国街道の宿場町今庄宿があった南越前町に伝わる伝統食品。

冬があまりに寒く、外に干すとカビてしまうため、囲炉裏のある室内で干したのがはじまりという説と、450年前に、旅の僧が製法を教えたのが始まりとも伝えられています。

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江戸時代、参勤交代で訪れた旅人たちが、パワーフードとして愛食。

携帯保存食として買ったとか。

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なんでも!

今庄のつるし柿は、どんなにお腹が減ってても

「1つ食えば1里、3つ食えば3里歩ける」といわれ、北国街道往来の旅人によく知られていたそうです。


仕上がりは濃い茶色。

スモーキーな香ばしさから、思わずウィスキーが飲みたくなるような味!

地域には環境から生まれた逸品がありますね。

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今庄のつるし柿は、今、まさに皮をむいて、干し始めたところ。

出来上がりが待ち遠しいです!

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杉休 http://imajo39.com

福井県南条郡南越前町二ツ屋1196-2 一ノ瀬山荘

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南越前町は山あいのおだやかな田舎、いいところです!


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Topics: お取り寄せ, ご当地もの | コメントは受け付けていません。

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