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週刊ダイヤモンド・新日本酒紀行「笹一」

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今号の 週刊ダイヤモンド 💎 の連載

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2019年2月9日号

新日本酒紀行 地域を醸すものは、山梨県の 笹一酒造さんの「 笹一を紹介しています。

一番最初に、笹一酒造さんの「旦(だん)」を教えてくれたのは安田屋・安田武史さんでした。

雄町の山廃や愛山など、美しくインパクトある味わいに

「えっ、あの笹一酒造さん!?」

と、(失礼ながら・・・)驚いたのでした。

一万石の普通酒の蔵から、先代の巨額設備投資による借金を抱えての引き継ぎ。そこで大きな方向転換を迫られて、こだわりの上質な酒への転進を図り、酒造機具を一新。その時に大抜擢されたのが 伊藤正和杜氏 です。

今回、杜氏に初めてお話しを聞きましたが、静岡の青島酒造喜久醉を飲んで、日本酒に開眼。その後、仕事をやめて日本酒の道へ進んだとのこと。農口杜氏の推薦による能登杜氏です。(三重の蔵、静岡の蔵を経て)

喜久醉というお酒が人生を変えたというわけです!

」醸造の酒質改善に伴い、県内の酒米を使って仕込む県内ブランドの「笹一」も、あわせて酒質向上! その美しい味わいに、今回、心底驚きました(これまた失礼・・・すみません)

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↑写真はHPより

笹一酒造の「笹一」純米大吟醸 山梨県産の酒造好適米「夢山水」美しい味わいです。

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杜氏いわく、麹菌をブレンドしているそうです(多いものは6種類も!繊細な味わいの中に奥行きを出しているとか)

蔵元の思う酒質へ近づいた笹一酒造。杜氏は青島さんのお酒に惚れ込むくらいですから、清らかな高みを目標とするのは当然といえば当然🌾

ラベルやHPのデザインは専務の天野 怜さんが担当。

センス抜群です!

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写真はHPより↑「ロゴマークに込めた想い

それから、笹一酒造、ワイン「オリファンも相当美味です。

これにも驚き。

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知らなかった〜っ

蔵は甲州街道沿いにあり、大型観光バスが一日に何台も立ち寄るドライブインを併設しているため、「そういう蔵」と見られがちですが(見てました)、蔵は人が変われば味変わる!これをまさに体感した次第です。

・  ・  ・

近年お会いして、おぉ~っと思った若手の社員杜氏のベスト3入り!

1人は外池酒造の小野杜氏、1人は若波酒造の庄司杜氏、そして笹一酒造の伊藤杜氏です。追っかけてみたいと思います。


Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | コメントは受け付けていません。

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