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March 2, 2019
栃木県・たわら寿さんの「しもつかれ」
節分で使った大豆や、旬を過ぎた大根や人参、お正月の新巻鮭の残りなどを上手に活かして作る傑作料理。味の決めては酒粕です! 家庭によって、加える具材や作り方が変わるそうです。
「しもつかれは、好き嫌いがわかれます。ですが、本当においしいものを食べたら、きっと印象が変わるはず!」と、栃木県大田原市の和食料理店「たわら寿」店主の遅沢利尚さん。
お店の日本酒と焼酎の品数の多さも素晴らしいです。日本酒通の遅沢さんが「しもつかれ」に選ぶ酒粕は、地元菊の里酒造・阿久津 信さんが手がける「大那」の新酒の粕です。
季節限定の「しもつかれ」をクール便で送ってもらいました。私は、この「しもつかれ」に黒胡椒をガリガリとかけて食べるのが好き!
たわら寿さんでは、今だけ期間限定で販売中です。
↑栃木のKing of 郷土料理「しもつかれ」
「しもつかれってどんな味?」というビギナーさんには、美味しい「しもつかれ」でスタートしてもらいたいもの。酒粕がどこの蔵のものかが超重要★
「勝手にモーレツに応援しています」
お見事!!たわら寿さんの日本酒冷蔵庫です。県内外の美酒がいっぱい〜。焼酎の品揃えも凄いんです。
遅沢さんです!書も上手。あちこちに御言葉が貼ってあります。ぜひお店へ
パパです。お寿司担当です!
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●たわら寿 http://www5d.biglobe.ne.jp/~tawara/
●菊の里酒造 大那 https://www.daina-sake.net/
http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/25059
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「しもつかれ」以前、affに書かせてもらいました。
記事より↓
http://www.maff.go.jp/j/pr/aff/1204/otakara.html
節分に使った炒り大豆と、旬の終わりのダイコンやニンジンに新巻鮭の頭、できたての酒粕を材料に作る「しもつかれ」。北関東に広く伝わる郷土料理で、今も盛んに各家庭で作られ、スーパーにも並ぶほどです。
よく考えられた料理で、野菜に豆、魚、酒粕を組み合せて栄養満点であること。節分で鬼を払った豆の残りを利用すること。
節分に供えるイワシの頭に見たてた鮭の頭が「邪気を払う」御利益もあること。「食べると風邪をひかない」のゆえんです。
不思議な料理名「しもつかれ」の語源は、栃木県の下野国(しもつけのくに)由来説。酢っぱい感じから「すみつかれ」となった説など、地域によってさまざまあります。
affの取材は↑相澤晶子さんにお世話になりました。元気にしているかしら。
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