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March 4, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・惣誉
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの
今週号は『惣誉』醸造元の惣誉酒造さんをご紹介しています。
こちらの蔵の大きな特徴は!
90%以上が県内消費 であること。お米は自家精米しています。
酒米は兵庫県産の山田錦が基本です。
中でも特A地区の吉川産の「特」を購入。先代のお父さんが早くから酒米・山田錦に注目し、吟醸造りを開始しました。
2019年3月9日号
(本文より)
栃木県東部で1872年から酒造りをする惣誉酒造は、生産量の90%以上が県内消費という地酒蔵だ。一方で海外の星付きレストランや名門ホテルのメニューにも載る。「晩酌を楽しむ地元の人に喜んでもらえる酒を追求してきました」と、5代目蔵元の河野遵さん。
杜氏の秋田徹さん。蔵で使う麹米は山田錦がメインで、一部地元産の五百万石も使います。
一番安い普通酒の麹米にも山田錦を使用。ゆえに「麹は酒米でしか造ったことがありません」と秋田杜氏。
全国新酒鑑評会で8年連続で金賞を受賞しています(2018年現在)
整理整頓された仕込み蔵
河野ファミリーです。
右から遵さん・純子さん夫妻。左が長男の道大さんと千尋さん夫妻(昨年秋に結婚したばかりの新婚さん!2人ともこの冬から蔵入り)
じゅんさん&じゅんこさん、みちひろさん&ちひろさんと、名前まで似ているご夫妻!
惣誉酒造さんの考えは「普段に飲む酒のよさこそ蔵の顔である」。ぜひ味わっていただきたいのが生酛造りの酒です。
遵さんが目指したのは、エレガントな味の生酛。吟醸造りで培った技術を生かして、生酛でしかできない、軽やかで余韻が長いお酒を目指しています。
2019年3月9日号
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | コメントは受け付けていません。