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May 7, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・福田
週刊ダイヤモンドの連載『新日本酒紀行 地域を醸すもの』
【Number 110】は長崎県の福田酒造さんへ
超!遠いいいぃいいぃいい〜〜〜っ
延々と、こんな素敵な海の風景を眺めてロング ロングdrive
長崎県知事は、選挙活動の時は移動が大変だろうな〜と想像します
長崎県の位置は、地図の左側、赤い部分です
蔵の住所は長崎県平戸市志々伎町1475番地。この「志々伎」という土地、歴史がなんとも古いのです。
平戸市志々伎町は佐世保市の先、平戸市なのですが、一番離れた端っこなので、平戸大橋を渡ってから、車で45分かかります。
今回は優しい長崎県庁さんに連れて行ってもらいました!感謝でいっぱいです タクシーで行っていたら、どえらいことになってました・・・。
じつは福田酒造さん、2度目の訪問なんです!前回は、1997年の1月頃
この↑ムック本を編集したときに初訪問
『おいしい九州 』オレンジページムック―日本を味わう新旅ガイド
1997年の3月に発売したムックですが、今、アマゾンで見たら23974円ですって
日本最西端の酒蔵です!
福田酒造さんは「じゃがいも焼酎」もつくっているんです。創業は元禄元年、西暦でいうと1688年。
今、注目しているのは彼↓
福田竜也さんです〜!
お茶と長崎カステラを出していただきました(ブランドをお聞きすると松翁軒)
↑酒蔵のblogより写真拝借
KURA MASTER受賞の記事はコチラ→長崎新聞
最近、グングン酒質が上がり評価も絶好調!30BY(酒造年度)の受賞歴は以下の通り
↓
全国新酒鑑評会 入賞
2018年 IWC(インターナショナルワインチャレンジ) SILVER賞[イギリス・ロンドン]
2018年 Kura Master 純米酒部門 プラチナ賞[フランス・パリ]
2018年 Kura Master 純米吟醸部門 金賞[フランス・パリ]
福岡国税局 金賞受賞
2018年 SAKE selection吟醸酒(大吟醸酒含む)部門 シルバー賞[ベルギー・ブリュッセル]
凄い! しかも香り系の酵母は使っていない(私は香りの強い酵母が苦手)。竜也さんが選ぶのは食事に合う酵母のみ(お父上は華やかな香りが好きという)
おだやかで、やさしいおいしさ
地域の酒米を積極的に活用
というわけで、週刊ダイヤモンド「合併特大号」は福田酒造さんを紹介しています!
(本文より)
平戸島は古代日本の最西端で、世界への窓口だった。古墳時代から志々伎(しじき)湾に大陸からの船が着き、戦国時代はポルトガル人が欧州の産品とキリスト教を伝来。島西端の志々伎神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)の御子、十城別王(とおきわけのみこ)を祭り、そのお神酒を造る酒屋だったのが福田酒造だ。代々松浦藩主御用達で、社長の福田詮さんは14代目になる。
竜也さんで15代目です。この続きは誌面でどうぞ~!
竜也さんに蔵を案内してもらいました
焼酎も販売。こちらは瓶(かめ)ごと販売している長期熟成の焼酎。貴重品なのに、瓶ごとなのに、意外なお値段。ぜひ一度蔵へ行ってみてほしいです!
博物館も併設していますよ。福鶴じゃがたらお春博物館
祖先はクジラを追いかけていたとのこと!
漁に使う槍を持ってもらいました。大きさがわかりますね
蔵の真向かいにあるのが志々伎漁協
天然ヒラメの水揚げ量が全国でも有数の漁港です。酒蔵の真ん前です!
私は海に近い酒蔵に興味があり、リストアップして飲んでおりますが、海に面した蔵はいくつもありますけれど、福田酒造さんは日本で一番漁協に近い蔵だと思います!
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◉週刊ダイヤモンド「合併特大号」
平戸島は古代日本の最西端で、世界への窓口だった。古墳時代から志々伎(しじき)湾に大陸からの船が着き、戦国時代はポルトガル人が欧州の産品とキリスト教を伝来。島西端の志々伎神社は日本武尊(やまとたけるのみこと)の御子、十城別王(とおきわけのみこ)を祭り、そのお神酒を造る酒屋だったのが福田酒造だ。代々松浦藩主御用達で、社長の福田詮さんは14代目になる。
竜也さんの言葉をぜひ記事で読んでほしいです!
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | コメントは受け付けていません。