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May 13, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・賀茂泉
特集はGAFAでわかる決算書入門 世界最先端15社のビジネスモデル図鑑
新日本酒紀行 地域を醸すもの【Number 112】
酒の原点!
うま味あり淡い金色に輝く本仕込の酒
戦時中、米不足の折、酒販店が酒に水を加えて金魚が泳ぐような薄い酒を販売し、金魚酒と呼ばれた。その後、アルコール度数に基づく級別と課税を制定した日本酒級別制度ができたが、品質との相違もあった。さらにアルコールを増量した三倍増醸清酒が許可され、小さな蔵と大手蔵で格差が広がり、酒の個性も薄れていく。
〜この続きは誌面でどうぞ!〜
活性炭濾過をしていないお酒は淡い金色をしています。
以前より「純米酒」は誰がいつ名付けたのか?を調べています。
そんな時、賀茂泉の前垣壽宏さんが2018年の3月8日に、お祖父さま100回目の誕生日に、その功績を書き込まれたのを読んで苦労の歴史を知りました。
大星岡村の安井郁子さんに誘われた試飲会でこのお酒を飲んで、懐の広さに驚きました。
そして、広島の河口千春さんに連れていっていただいた「酒まつり」で噂の賀茂泉青竹タワーを初体験!
青竹から注がれる冷たい日本酒の不思議(仕組みがどうなっているのか謎。のちに解明=スゴイです)。切ったばかりの鮮やかな青竹の酒器に注がれます。
お酒の味も竹で割ったような潔い美味しさで、暑い青空のもとで飲むとさらに美味しく!
青竹タワーは毎年デザインが変わるそうです。楽しく運営する応援団有志の皆さんたちの笑顔も印象的でした。
酒米・広島八反錦の力を知り、前垣さんに
「青竹の酒だから、このお酒を選んだのですか?」と聞いたところ
「誰も酒米なんか気にしていませんよ(笑)
それよりも大事なことは・・・」
と、いろいろ教わった言葉に、ナルホドが満載だったのです。
いいお酒ってなんだろうと常日頃、考えていますが、その答えのひとつが賀茂泉さんにありました!
600字でおさめるのは難儀しました(6000字は欲しい内容でした)
また、文字量が少なく、原稿には入れないエピソードもたくさん! そのひとつが、無色透明の酒しかない時代故に活性炭濾過せずに、酒に色があることへの苦情電話もあったそうです。
「どうして色がついているんだ」と・・・、それに対する、前垣さんのお父上の対応コメントも傑作で入れたかった〜。また何かの折に!
「本仕込」の裏ラベル
淡い金色をしています!
◉賀茂泉酒造 純米醸造へかける
↑お酒喫茶 酒泉館 (写真は前垣さんからお借りしました)
売店も併設しています。西条の酒まつりで、青竹タワーの日本酒を是非一度、体験してほしいです!
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