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June 4, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・貴
6月1日号【Number 114】では
表紙↑特集はコンビニ地獄・・・
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山口県宇部市で「貴(TAKA)」を醸す永山本家酒造場さんをご紹介しています。
橋を渡る前、永山本家酒造場事務所の正面。素晴らしい洋風建築で、市町村合併をする前の二俣瀬村役場庁舎です。
登録有形文化財に指定されています。
【Number 114】
貴(TAKA)/山口県宇部市
酒造りは農業から。サステイナブルな酒造りを目指す純米蔵
(本文より)
日本屈指の鍾乳洞の秋芳洞とカルスト台地の秋吉台。雨が石灰岩を潜り、ミネラルを含んだ中硬水を生み出す。その水で酒造りをするのが永山本家酒造場だ。1888年に創業し、旧山陽道に面して立つ。石造りの建屋は、蔵元2代目が町長を務めた時の役場庁舎を土地ごと買い取った。
建屋の2階で、「貴」蔵元杜氏の永山貴博さんにお話しをお聞きしました。
もとの良さを生かして改築し、居心地満点の素敵な空間になっています。
永山貴博さん。「ゴリさん」とも呼ばれています。
酒名「貴」は、5代目の貴博さんが杜氏になり、2002年から販売した銘柄。
5年前に蔵の酒を全量純米酒にしました。
窓から見える景色。蔵の前は旧街道
酒蔵へ案内していただきました。味のある土壁に神棚、そして樽酒が並びます。
冷蔵管理された室で静かに時を待つもろみタンク
奥様の幸子さんと、まな娘のりさこちゃん。
幸子さんはデザイン学校の出身で、古い石造りの事務所のリノベーションや、新しいラベルも監修するなど多方面で活躍。「幸子は、妻というより、酒造りの同志です」と貴博さん。
そんな貴ファミリーは一致団結し、さまざまなお酒の会やイベントに出かけています。英才教育ですね!
そして、貴博さんは酒米の栽培にも力を入れています。
自社田は3ha、契約栽培田は2ha。中でも、酒米の山田錦を増やして県産米の使用率を高めたいと願い、今年の春、念願の農業法人ドメーヌ貴を設立しました。
純米大吟醸 宇部山田錦
山口県宇部産 自家栽培山田錦100%
酒造りは農業である
The domaine Taka
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新日本酒紀行
【Number 114】
酒造りは農業から。サステイナブルな酒造りを目指す純米蔵
(本文より)
日本屈指の鍾乳洞の秋芳洞とカルスト台地の秋吉台。雨が石灰岩を潜り、ミネラルを含んだ中硬水を生み出す。その水で酒造りをするのが永山本家酒造場だ。1888年に創業し、旧山陽道に面して立つ。石造りの建屋は、蔵元2代目が町長を務めた時の役場庁舎を土地ごと買い取った。
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