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September 11, 2019
米粉の花カリント
ひと目見てビックリのフォルム‼️
米粉と片栗粉を使った「花カリント」です🌼
米粉をなんとか活用しようと各地で研究開発されています。米粉を使ったお菓子は、団子や大福、カステラやシフォンケーキなど、すでに市販品がありますが、このカリントは見たことありませんでした。
発想の豊かさに感動!
発見したのは、青森県十和田市のスーパーの地域産品コーナーです。
レジに持って行ったら、「こんなのあるの?」とレジの方も驚いてました
えっ新商品!??
こちらの花カリントの原材料は、米粉、片栗粉、塩、砂糖、卵、ごま、油
製造者は 市内の「タイ料理チェンマイ」 寺沢さんと記載があります。
タイ🇹🇭 カービングに凝るお国柄だからかも?
いやはや、すごい造形美です。
感動したのでInstagramとfacebookでUPしたら、facebookで情報が集まりました。
↓ ↓ ↓
加藤 美奈江さん 「伊賀市のあたりでも売ってますよ。シナモン風味とかあったような」
森喜 るみ子さん 「伊賀にもあります。やっぱりタイ出身の奥様作で、JALの機内誌のショッピング欄にも出てます」
佐々木 京美さん 「これ、バリ島の伝統的なお菓子です。バリ島の山奥の奥の奥で、おばあちゃんに習った事あります。バリは、ココナッツミルク味でした」
なんと、佐々木京美さんが、バリ島で習っていたとは!驚きでした
「タイじゃなくてバリ島!? これはどうやって作るのですか?」と質問すると
「タイもあるかもしれないですね。バリではお祭りとかお祝い事の時に作るお菓子だそうです。
専用の型があって(花の形)それをぶら下げる棒がついてるんです。
液に浸して、油の中へ。自然と型から外れてこの形に。型で抜くというより、緩い液に型を浸すかんじです。
私このお菓子が大好きで、今はあまり若い人は作らないということだったので、お願いして実家のお母さんの所まで押しかけて習ったんです」
ということがわかりました。
これを作る専用の型がある。
ぶらさげる棒を使って広げる。
現地では ”キャッサバ粉” かもしれない
というわけで、この正体は、タイやバリの伝統的な「お花」の形をしたカリントウでした。
米粉を使ったレシピは、各地で開発が進んでいるようですが、無理に小麦加工品のマネなどせず(小麦に近づけようと、添加物を入れるの反対!)
世界各国の郷土料理にヒントがありそうです!
Topics: cooking, ご当地もの | コメントは受け付けていません。