« 週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・姿 | Home | ミョウガの梅酢漬け »
September 16, 2019
穴窯陶廊 炎色野で唐津焼・三藤るいさんの作陶展
↑ちょっと宇宙を思わせるような表情ある酒器
以前、アトリエを訪問させていただいた
佐賀県・唐津焼の三藤るいさん
渋谷の穴窯陶廊 炎色野(あながまとうろう ひいろの)で作陶展をするというので伺いました。
抹茶茶碗、徳利、酒器に菓子皿や皿、小鉢など
唐津焼には黒唐津、青唐津、堅手など、様々あり、土と釉薬、温度の組み合わせで表情が多彩です。
唐津焼は土を見つけるところから、登り窯で焼いて仕上げまで、すべてひとりで担当するのが特徴です。
●三藤るいさん プロフィール HPより
1978年福岡市に生まれる。
有田窯業大学卒業後、川上清美氏に師事する。
2009年唐津市に登り窯を築き独立する。
土作りから釉薬作り、そして唐津焼の多種多様な形を川上氏のもとで学び、以来、伝統を踏まえながら独自の表現を日々模索しながら作陶しています。
今回、堅手茶碗、ぐい呑にも新たな思いが感じられます。
穴窯陶廊 炎色野(あながまとうろう ひいろの)
三藤るいさんです!凛としてカッコいいです。
9月14日(土)~9月18日(水) 三藤るい作陶展
●唐津焼の情報
https://www.karatsu-kankou.jp/guide/karatsu/
http://karatsuyaki-kamamoto.jp
http://karatsuyakinosato.jp/karatsuyakinokoto.html
そして
穴窯陶廊 炎色野 さんには、その他、いろいろな作家さんの器があります。
写真の左側の器は、三島の古松淳志さんの作品で、作陶展が10月12日(土)~10月16日(水) に開催予定だそうです。
右側の器は明の時代の白磁。超薄手で繊細!
古松淳志さんは京都大学農学部を出て陶芸家になったという変わり種。愛国の田んぼがある南伊豆町で作陶されているそうです。
穴窯陶廊 炎色野では鍋島(るいさんが持参)、写楽、東洋美人の大吟醸!(しかも一升瓶!!)のご用意があり、様々な器で試させてもらうことに。感激です✨
ご店主の本間惠子さんにいろいろ教わりました。センスのよさ、やわらかな雰囲気のある素敵な方で、大ファンになりました!
●穴窯陶廊 炎色野さんの定番品のひとつ
垣内幸彦さんの漆のれんげ。
使いやすそうでお値段も手頃で一目惚れ!連れて帰りました。
なんでも垣内幸彦さんは、ミャンマーの職人さんと提携し、デザインを伝えて素地を依頼。仕上げを日本の垣内さんの工房で行なっているそうです。
1本の木をくり抜いた片口やトレーも素晴らしく、軽くて強度もありデザインも良く、欲し〜い品がたくさんありました。
フォルムがきれい!飽きのこないデザインの漆製品いいな〜
渋谷のヒカリエ4階から出るのがちょっと近いと思います。来年、移転の予定だそうです。
Topics: shop, 器, 日本酒 | コメントは受け付けていません。