« 週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・陸奥八仙 | Home | 10月1日は日本酒の日 »
September 30, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・辨天娘
町の95%は森林!の若桜町内、因幡街道沿いに面して立つ太田酒造場
連載「新日本酒紀行 地域を醸すもの」では
鳥取県若桜町の太田酒造場「辨天娘」さんを紹介しています!
・
・
蔵元の太田章太郎さんと奥さんの春菜さんと
生まれたてのほやほやのかわいい赤ちゃん!!!パチリ
【Number 129】
辨天娘(BENTENMUSUME)/
鳥取県八頭郡若桜町
町内産の米で純米酒のみを醸す!
受け継がれる酒と食の味
(本文)
鳥取県八頭郡若桜町は因幡街道沿いの宿場町で奈良時代から開け、近畿と山陰を結ぶ交通の要衝だった。この町唯一の酒蔵が「辨天娘」を醸す太田酒造場。
太田酒造場では、米と米麹のお酒のみ醸造しています!
お酒に使うお米はすべて、
顔が見える町内の生産者ばかり
お酒のほかに、もうひとつの名物が
純米酒の酒粕を使って、じっくり何度も漬け直した大根とキュウリの「なら漬け」です!
「べんてんむすめのなら漬け」
野菜は契約栽培する若桜町の「キュウリ」と「大根」を使っています。
7回から9回!も漬け直すことがあるという、
昔から、こだわりの「なら漬け」。
これが甘くなくておいしい
砂糖は不使用!!!
ここポイント★
出来上がった漬物は飴色で、自然な甘みがあり、シャッキリとして滋味深い。
最初にこちらのなら漬けを教えてくれたのは、木村敬さんでした。甘い奈良漬けが苦手なので、それを伝えると「洋子さん、自分もそうなのよ」と送ってくれて。
食べてビックリ。これならお酒に合う!玄米ごはんにも合う!
辨天娘の蔵が醸す純米酒は、どれもしっかり辛く切れた潔い純米酒ばかり。燗酒にドンピシャリなのです。
なら漬けは、塩漬けを3回行ってから、酒粕に7回以上も漬け直す!という誠実で丁寧な仕込み。
こちらが、自慢の純米酒!
すべて地元のお米ばかりなのです。
お燗酒がことのほかウマし♨️
鳥取県の酒米「強力」
太田酒造場では、1タンクに1農家さんの米を使います。お米は単品酒で、混ぜないのが特徴です。
お酒のボトルの裏面ラベルには、酒米生産者のお名前が入っています。
酒米「玉栄」です
こちらにも!酒米生産者さんのお名前と地域がはっきりと記載されています。
こちらは「山田錦」です。兵庫産ではなく、町内の若桜町産!
若桜町神直産の山田優作さんのお米
・
こちらの山田錦のお酒は、日本酒度がプラスの13と辛口です。
ゆえに、あつあつのアチチ燗酒がうま〜〜〜いのです!
お酒となら漬けは、蔵の入り口で販売しています!
8月のお盆に、お酒となら漬けを買いに立ち寄ったときのパチリ📸
偶然、章太郎さんのお姉さんの陽子さんが、ご主人とお子さんと里帰り中でした。
陽子さんが嫁いだのは、広島県竹原市の酒蔵
竹鶴醸造元の竹鶴酒造
竹鶴敏夫さんと結婚されたのでありますよ。
真ん中はお母様の克江さん
お父さんはこのとき、お風呂に(その前にお孫さんをお風呂にいれていたという)
のちに、お父さんの太田義人さん登場で、若夫婦とパチリ★
城下町若桜宿
山々に囲まれた森林の町です。ぜひ買いにいってみてください!
・
その前に↓週刊ダイヤモンドの記事を読んでから(笑)
鳥取県八頭郡若桜町若桜1223の2
・
週刊ダイヤモンド 2019年 9/21号
Topics: 新日本酒紀行 地域を醸すもの | コメントは受け付けていません。