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November 26, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・土田 No.139
全ての酒を生酛造り、
群馬の飯米90%で挑む無添加純米蔵
群馬県川場村の土田酒造さんを紹介しています。
元は沼田市に酒蔵がありましたが、都市再開発計画に伴い、27年前に5代目の土田洋三さんが水の良い川場村に移転し、観光蔵に。↑食堂です。
明治40年(1907年)創業
土田酒造の礎を築いた土田國太郎さん
昔の賞状
誉國光という名前は、
「我が国が、誉れ高く、光輝きますように」という創業者の思いから
珍しい木の賞状!?
HP より以下、引用
「関東で唯一の名誉賞を受賞した酒蔵です。名誉賞とは、戦前に行われていた日本酒の品評会(現在の新酒鑑評会)に連続で入賞した蔵だけに与えられる名誉ある賞です。当時は輸送手段も今のように発達しておらず、そういった悪条件の中でも酒の品質が劣化しないような強さと旨さがなければならなかったのです。また、その当時の日本酒の酒蔵の数は今の倍以上あり、 その激戦を連続で勝ち抜いた蔵だけ『名誉賞』が贈られます」
全量、山廃造りの純米酒で「した」。
令和元年の今季からは、全量を生酛造りへチャレンジ✨
見学可の酒蔵の廊下には、ダイナミックな書が!
蔵の一部もガラス窓越しに、見学することができます。
●酒蔵見学
お酒の原料のお米を洗米中!
↓精米60%と90%
🌾 粒が大きいです
杜氏の星野 元希(ほしの げんき)さん!
星野さんの→ Twitter
豪快に麹菌をふっていました
今季のお酒も楽しみです✨
食堂から見た売店です。昔の蔵を移築しています。
木々ともども、風情あります。
元はギャラリーで、天井が高く、広々した空間
酒質向上に伴い、大人気になったという酒粕
酒粕嫌いが、あまりのおいしさに爆買いして帰るという奇跡の酒粕
私も購入!
蔵の内部は、どこもとても清潔!
イニシャルMの説明をHPより引用↓
シンプルを極めるとピュアになる。
酵母無添加、副原料不使用の生酛造り。
醸造アルコール無添加の純米酒。
精米歩合90%の低精白米。酒米ではなく、群馬県産の食用米を使用。
現在主流の造りとは真逆を行く造り。
シンプルの裏付けは、確実な醸造技術と、酒造りへの情熱。
シンプルに造られた酒はピュアに旨い。
開栓後も冷蔵庫に入れる必要はございません。
状態の変化を楽しんで欲しいお酒です。
変わり種の個性豊かなユニークなお酒が見つかります
蔵元の土田佑士さん
どうして「土田」と名付けたのか、その真意と覚悟は、取材記事をお読みくださいね
令和1年の「はつしぼり」誕生!
スペックは
醸造年度:令和1酒造年度
・原料米 : 飯米(群馬県産)
◉土田酒造
https://twitter.com/tsuchida_shuzo
群馬県利根郡川場村川場湯原2691
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川場村といったら、「田園プラザ川場」は必見です!
Topics: ご当地もの, 新日本酒紀行 地域を醸すもの, 日本酒 | コメントは受け付けていません。