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November 29, 2019
百田暁生さんの器
器が好きです。
普段使うのは、圧倒的にシンプルな白い器ばかり。清潔感があって薄手で丈夫な、実用的な器が好みなのです。
なのですが、民芸の器も好きで、個性ある作家の土ものも好き!土地の風景を感じるのが魅力です。
じつは、毎回、使うたびに感動する器があります。
それが、百田暁生さんの器です。
こちらの器は、2年前に連れて帰ってきたもの。
佐賀県有田市で作陶される百田暁生さん。
in blue 暁 という作陶室の隣に、シンプルで明るく広い素敵なギャラリーを併設しています。
百田暁生さんのことは、長崎県庁の当時、東京事務所にいらした中島さんに教えてもらいました。
2016年に1度伺って、
2017年の11月14日に再訪しました。この写真はそのときのものです。
百田暁生さん!
最初に伺ったときに、欲しかったコーヒーカップがあったのですが、そのときは踏み切れず・・・あとで後悔したのでした。
その柄はなくて百田さんに伺うと、常に新しいことに挑戦しているそうです。
奥さまにコーヒーを入れていただきました。
ギャラリーの片隅の小さなキッチンで見つけた、洗ったあとのふせた食器たち。
揃っているというのは、気持ちいい!と思いました。
こちらが作陶室です↓
整理整頓されて、とても清潔です。
きれいに作られるなあと思い伝えたら
100個つくって、100個同じものを作るのがプロです
というようなことをおっしゃっていた(ような)
百田さんの器は、外観がいいのはもちろんですが、使うたびに感動するのが
隅々まで行き届いた丁寧な仕事ぶり
上から見たところ
ひっくり返してみた器の底側
2年たっても、美しい!
白いので、汚れそうに思うかもしれませんが・・・
それが、汚くならないんですよ。
器を洗うたびにひっくり返して、なめらかな肌を触っては、惚れ惚れするのです。
2年もたってしまいましたが、書いておきたい!と思い、ご紹介しました。
長崎にまた行きたい!
百田家ファミリーです!
青白磁
酒器 http://inblue-akatsuki.com/shuki
それで
百田さんの器で何を飲んでいるかといいますと・・・
一番多いのが
筒状のこの器は、泡のお酒です✨
オーガニックのスパークリングワインを飲むのに
これが、いい感じに味わえるのです。
一番おいしく飲める!
ほかは浅蒸しの煎茶や、日本酒です。
泡だちはそうでもありませんが、味の感じ方が好きなのです。
時間がたっても、感動させる仕事っていいな!と思います。
丁寧な仕事の積み重ねの賜物
・
そういう仕事をする人に私も・・・と思います
ご紹介してくださった中島さん、 ありがとうございます。
・
●余談
器は数年たってから、買い足したいと思うことがありますが、
裏を返してもわからないメーカーが多いのが残念。
海外ブランドのように、しっかりわかるといいのですが。
無印良品も、どこのメーカーかわからないのが残念。でも、無印だからしょうがない!?
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