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December 2, 2019
週刊ダイヤモンド 新日本酒紀行 地域を醸すもの・旭興 No.140
2019年12月7日号
【Number 140】
旭興(KYOKKO)/栃木県大田原市
小さく造る試験醸造が面白い!
栃木の隠れた銘醸蔵
(本文より)
栃木、福島、茨城の3県に跨る八溝(やみぞ)山地。信仰の山で知られ「名水百選」選定の清水が湧く。渡邉酒造は山の中腹、標高255mにあり、山頂を水源とする武茂川沿いに立つ。
〜続きは誌面でどうぞ!〜
八溝杉でリフォームした蔵の入り口
冬の外気温は、マイナス10℃、蔵内はマイナス3℃以下という
寒冷な酒造適地!
麹室も改築した部分には、八溝杉を使用。
仕込み蔵
蔵元杜氏の渡邉英憲さん。
東京農業大学農学部醸造学科卒業で、専攻は酒造用酵母。
栃木県のオリジナル酵母T-NDは英憲さんが分離。
木桶仕込みに木樽熟成酒も手掛けています。
農産物検査員の資格を有し、いわば研究者肌。
非常にそっけないラベルですが(笑)中身は凄い!
どの温度帯もOKOK★のうまさ。
しかもリーズナブル(って、どの銘柄もですが)
こちらは「昭和の吟醸酒」
歴史をふりかえるレシピ
驚きました〜!
裏面の説明には
『香り中心の吟醸酒とは趣が異なる「味とキレ」の吟醸酒です』
目を閉じて飲むと、あの酒をはるかに超えているのではないかと思う、意味深さを感じた昭和の吟醸酒!
そして、生酛も造っています。
「たまか」です。
お値段がびっくりするほど安いのが旭興さんですが、この純米からくちもそのひとつ。
熱々にしてもへこたれません。スッキリ辛い
居酒屋さんの燗酒にぜひ選んでほしい1本です。
渡邉英憲さんです。
澤姫の井上 裕史さんが「えーけん先輩」と呼ぶので、私も昔からそう呼んでいます。
技術力ハンパなし!
えーけん先輩のお父上が植物好き。いろいろな種類を植えておられます。
お父上の育てている紅葉。黄色と赤のグラデーションが燃えるようでした。
盆栽もお見事!(先輩はまったく興味がない模様)
蔵の奥にある倉庫ですが、元は養蚕場だったそうです。
栃木の最も北にある酒蔵が渡邉酒造。
ぜひ原稿を読んでほしい〜!飲んでほしい〜お蔵です。
ただ、なんでも上手に造られるので、お酒によって味わいはガラリと変わります。
旭興 「百」貴醸酒もgood★
というわけで、
全種類一同に飲んでみてほしいのが「えーけん先輩」の醸す酒!
*HPなどは一切ありません・・・
ましだやさん
月井酒店さん
勝鬨酒販さん
掛田商店さん
ほか、地元の酒屋さんで販売しています。
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