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2019年もお世話になりました!

2019年もいろいろなことがありました。
4
28日に父が天国へ旅立ちました。
父は1929年の5月1日生まれなので
大往生だったと思います。
みんなに見送られて天寿をまっとうした父でした。

我が家は神道なので、戒名もなく、祭壇も質素。
祭壇に日本酒は置いても良いので、

父が「わしの酒かや(笑)」
喜んで飲んだ山本を並べさせてもらいました。

時間がなかったので
天洋酒店さんと白瀑の山本さん、そして武田さんから
翌日便で届けてもらいました。
心より、感謝を申し上げます。

祭壇の「山本」を見た親戚が
「今は、こんなサービスがあるのねえ」と感心するので
違う違うと(笑)

そして今年一番のショックな出来事

まさか・・・・ありえない
信じられない・・・と号泣

天の戸醸造元浅舞酒造、森谷康市杜氏の急逝です。

「次は稲の穂波ですね!」と
言って分かれた2週間後のことでした。

森谷杜氏には、それは多くのことを教わりました。
お世話になり、まだ、なんにもお返しができていない

教わった多くのことを胸に
いただいたメールを何度も読み返しました。

悲しくてやりきれない思いでいたときに、
家のテラス(猫のひたい)をみたら
スズメが遊びにきたのです。

こちらをみるように、踊るように
これは杜氏!ではないかと
(笑う人は笑ってください)

ですが、

そうとしか思えない動き方をしたのでした。
普段、スズメが飛んでくることは
まずないのです。


ハッとしました。


杜氏に教わったことを
少しでも多くの方に
お伝えしていこうと思いました。
杜氏だったら、こんなときに
どういうか、自問自答しています。

「せば なんとす!」


2019
年もいろいろなお米のお酒に出会いました。
週刊ダイヤモンドの連載「新日本酒紀行 地域を醸すもの」では
さまざまな地域の酒蔵へ伺いました。
現地で蔵を見ながら
お話をお聞きすると
見えなかったリアルな事実も
蔵がたどった経緯もよく伝わってきます。


さまざまな人の思いが積み重なってできたお米のお酒
日本に日本酒がある!この重要性を
これからも、ご紹介できたらと思います。


今年は、共同通信社さんから全国の新聞社さんの
政経懇話会での講演を依頼され、
大分県、長野県、岩手県、福井県、群馬県などに
出張させてもらいました。
来年も引き続き、秋田と広島などに呼ばれておりますので
各地で、お米のお酒が
地域を元気にする!そのことを
お伝えしたいと思っています。


著書の「ゼロから分かる!図解日本酒入門」は
今年、台湾版が出版になりました。
先月、中国とフランスの出版社からオファーをもらいました。
どんなふうに翻訳ができるのか、今から楽しみです!

2019年もありがとうございました。

2020年も、どうぞよろしくお願いいたします。

山本洋子


Topics: ゼロから分かる!図解日本酒入門, 新日本酒紀行 地域を醸すもの | コメントは受け付けていません。

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