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October 28, 2009
らくだ亭で市馬さんに感動!
小学館・岩本敏さんが席亭をつとめる「らくだ亭」へ。内幸町ホールに向かう。
小雨が降る10月6日。
日比谷からも銀座からも、新橋からも近いこのホールは、千代田区立。なんと地下にあります。
小学館の名物雑誌の編集長を歴任した岩本敏さんです。24回続いた、らくだ亭。今回でひとまずお休みなのだとか。残念です。
今宵は柳亭市馬師匠と、三遊亭兼好師匠のお2人。タイトルは「挑む兼好、受けて立つ市馬」。
どちらの師匠も初めて!期待大。らくだ亭はセレクトの良さで人気があります。
三遊亭王楽さん(パパは好楽さん。好楽師匠の師匠は円楽さん。親子で兄弟弟子!)の真打ち昇進披露宴に出席した市馬師匠の話しを兼好さんがまくらで語って場内オオウケ。
人の披露宴、しかもそうそうたる芸人さんを前に市馬師匠が得意の歌をうたったそうです。ろうろうと時間も気にせず10分以上。
それが、やんやのスタンディングオペレーションになったという。主役はどこへ状態。
その堂々たる市馬師匠、初めて噺をお聴きしましたが、もーっ、悶絶するくらい良かったです。まだのお方。ぜひ一度!聴いてみて!!ください。それくらい良かった!!!
「目黒の秋刀魚」も季節がらタイムリー! 殿様が威厳もあって、とぼけ加減もいい味じわじわ。
市馬師匠、落ち着きといい、うまさといい、すごい!と思ってプロフィールみたら、同い年でした。
そういう社会年齢!?
また聴きたい師匠でした。もちろん兼好師匠も!「王子の狐」もじっくりと楽しめました〜。
実力ある噺を聴いて、ほんとに、知らない噺、知らない師匠が山積みであることを痛感。
お楽しみは山ほどあるのに知らないのはモッタイナイ。
無形だけに、その時聴いた噺は二度とナシ。聴いてる瞬間が最高なわけで、改めて思ったこと。
もっと聴かなくちゃ!
と、教えてくれた「らくだ亭」さんに感謝。
古典落語を聴いた後は必ず日本酒の気分に。セットですね。もちろん純米酒!(笑)
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