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およばれ

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鮎餃子のある中華

September 5, 2011

8月某日。女友達と互いの人生の節目に2人で並んでカウンター中華。初めてのお店です。一杯目はAFSの生酒をチョイス。AFS=アフスは千葉の蔵元・木戸泉酒造の高温山廃仕込みのお酒。古酒のためにあるAFSですが、生酒もほんの少し出荷されています。白ワインをこえるような強い酸みと甘みがあり、一杯目にはピッタリ。中華にあう日本酒が用意されていることに嬉しくなりました。

(左)大根の紹興酒漬け。(右)は豆腐です。今宵は野菜+魚介少々で。

清潔なキッチン。ステンレスぴかぴかは見てるだけで気持ちいい。

夏野菜とホタテちゃん。すっきり味系の中華料理。右はなんと桃入りでした。

次は紹興酒。お酒の質に合わせたぴかぴかグラスで出してくれます。お酒が大切に扱われているのは嬉しい。右は蒸し茄子さんです。
そして鮎!

鮎がまるごとを皮で包んで揚げてありました!うまみそっくり香ばしく閉じ込めてある感じです。手で持てるよう葉っぱでくるまれていました。

〆は、これまたすっきり味の汁麺!ネギも美しいシンプル・キレイ系中華。
この夜は、2人で話しが止まらず、気がつけばあっという間に閉店時間過ぎてました。はっと気がついて見回せば、他にお客さん誰もおらず、なのにお店の人は何も言わず見守って!?くれていました。お気づかいに感謝です。

おひとりで料理を作っておられ、混んでしまうとご迷惑のためお店は紹介できませんが、いろんな意味で心に残る8月の食事でした。こちらの中華は、普段、モツ煮こみ、トンカツ、バターたっぷり動物食好きの人にはウケないと思います。ラーメンに焼豚が入らないのは信じられないという人もダメでしょうね(笑)。素材をシンプルに生かす料理はとっても、よかった!
命をつなぐ食。
誰とどんなふうに食べて飲むか大事ですね。食の方向が同じ人との食事はおいしくて楽しくて身体が喜びます。食は生き方を選ぶことと通じます。そこをわかりあえる、そんな人の存在がありがたいことだと思う2011の夏。

あづさママの柑橘とオオコノハズク

January 22, 2011

岐阜の田中あづささんのママ、美恵子さんが自宅果樹園の柑橘を送ってくれました。もちろん農薬不使用。この柑橘を使ってお菓子作りができるあづささんは幸せモノです。
完熟の柑橘たち。どれが何かわかるように品種名シールつき!嬉しい
”ライムは青い”と思っている人がいますが、完熟すると黄色くなるんです。オリーブの実も緑から黒に完熟しますが、別品種だと思っている人も多いですね。
8月は”ブルーベリー”でした!

昨年末、affの取材で白扇酒造さんへ訪問する前日、岐阜に宿をとって新婚♥あづさ&友章さんちを訪問。その時の写真。撮影byあづささん。

一眼レフの写真。あづささんはお菓子もうまいが、写真もうまい。まっセンスがいいんですな。
やまよはRICHO GR DIGITAL III。単焦点の広角で料理も撮ります。ひずまないように撮る技がでてきました。

整理整頓されたキッチン。ビオワイン。

オモロイ友章さん。わーいお手製のピザです!もちろんVegan!

とろっとしているのはお餅!mochi pizza!グレイトな日本のピザ☆毎日こんなおいしいもの食べて友章さん幸せモノ!「はい!」

love♥loveです
iphone撮影分。色温度が違います。

松浦珈琲いれてくれました。松浦さんに習ったとおりの温度、忠実に。あづささんが見つけた新政グッズ。知らなんだ。かわいいですね佐藤祐輔さん。
___________________

あづささんの携帯百景にこんなニュースが!かわいくてめったに見られない貴重な写真なので、あづささんの許可を得て転載させていただきます!
はじまりはじまり♪ オオコノハズク物語

「一月二日の早朝、果樹園で弱っていたオオコノハズクを父が保護しました。お昼頃にはすっかり元気に♥」
目がトパーズ色!
「美しいですよね☆ オオコノハズクの虹彩は橙、ひとまわり小さなコノハズクは黄色だそうです」
へ〜〜〜っ

「ベッドメーキング中」
緊張のポーズ!

ねむねむ。。。

「だいぶ慣れてきたようでリラックス? 夜行性なので昼間は眠いのかな」
たまらない寝顔〜!
もっとも寝た顔、いえ顔じたい間近で初めて見ました。貴重な写真っ!

放鳥式。

「あっという間に元気になってくれたので、夕方みんなでお別れしました」
素敵なガーデングローブ!さすが果樹園あるだけに
「爪先がとても鋭くて針のようでした。素手だとすぐに刺さっちゃうぐらいなのです!」
ほ〜っ

「父が放した後、すぐ近くの木にとまり最後のお別れをしてくれました。元気でね~!!」
ありがとう!を言ってるようですね。でも、お別れが辛かったでしょう
「ええ、それはもう。。(;_;) 出来ることならうちの子になってほしかったですね~~。元気で長生きしてほしいな♥」
じ〜ん。長生きしてね〜〜

さて、あづさママはとってもお料理上手。今年のお正月は境港は豪雪で実家へ帰省できなかったやまよ。母のおせちを食べずじまい…。ウラヤマシイから田中家のおせちを見て楽しむの巻。

田中家のおせち↑ 料亭のようです。来年お邪魔したいです。
そしてこんな↓ 枡で飲んだという。

「隣町の大垣市は枡の生産量日本一、全国シェア80%です。木曽檜の香がとても良いです♪」
シェアが80%ほ〜。ややこの年号はいったい!? あっ国体の宣伝枡なのね。2012年に開催だそうです(笑)
そしてミナモとは?

「『ぎふ清流国体』のマスコット、ミナモです♥」
あっそう! こんにちはっ。ミナモくん!
(検索したらミナモダンスもあるとっ。こりゃ驚いた)

というわけで、キュートなあづささんの暮らしぶりでした♥

和ごとを楽しむ会

January 14, 2011

12月4日長井尚美さんに誘われて「着物と和ごとを楽しむ会」へ。文字通り、着物を着て「和ごと」を楽しもうの趣旨で前回は講談。今回は落語です。
三遊亭きつつきさん登場。テンポよく、適度な独自毒があって、長井さんのお気に入りという。

着物は母に譲ってもらったものをウン年ぶりに引っ張りだしました。下北沢に引越す前、北区西ヶ原→湘南藤沢暮らしでしたが、その間、しまいっぱなしだった! 開けてみたらとんでもないシワが…。半襟にシミが…。だいたい帯ってどう締めんのさっ。ふがーっ。着物断念。

落語のあとは、かんぱーい。ほとんどの人が着物です。あたりまえですが。きつつきさんはお酒が飲めないとかでビールを1mmほど。

わいわい歓談のあとは、ひとことご挨拶タイム。今回最年少のお客様はこのおボッチャン。落語が始まる前に将棋の本を読んでいた!シブいぜ。将来は将棋士。なれなかったら落語家という。小学六年生ですぜ。右はおボッチャンのママ「日本の子供は着物姿が一番かわいいと思うんです!」
このおボッチャン落語にたいそう詳しく、笑うとこは大笑いするものの、結構厳しい(笑)
「君、あとでな」と、きつつきさん(爆)
ヒヤリングしたところスポーツはサッカーが趣味。着物大好き。でも、友達で着物を着てる子はいないという。

右が長井さん。この日はシックな紫色の結城。

そんなわけで服のやまよ。きつつきさんと2ショット

自己紹介は着物説明コーナーでもあり。皆さん、工夫自慢!

こちらも染め直した古代紫。半襟が男物の羽織を解体したというグレーの絞り。マニッシュ! 袖からチラ見えするのはターコイズブルー。遊びも忘れない。
初めて参加した和ごとを楽しむ会・2010年9月18日at高円寺

一龍斎貞寿さん。講談です。そうです、バンバンババンバンと叩きながらはなすアレです。こんなに若い女性も!いるんですね〜。一番若いと本人談。
あの叩く道具は自作なのだそうです。和紙をバタンバタンと厚く巻いて音をやわらかくするのが一龍斎系の好みだとか。ほ〜っ
HPを見ると「創作講談」もするという。
地元に残る民話や伝説、または個人の一代記などを一席の講談にして申し上げます。
(例)
☆慶長出羽合戦(山形)
☆練馬大根の由来(東京・練馬)
☆照姫伝説(東京・練馬)
☆へっぴりよめご

へっぴりよめご!
へっぴりのへ=屁 ですよっ へっ。かわいい題名です。口に出して言ってみそ。「へっぴりよめご」。あの話は発祥がきちんとあるの?と検索をかけたら、山形県の話のようです。
へ〜っ(やめろっ)
→ 屁っぴり嫁コ
あれ? 宮城県という説もある→ へっぴりよめごの話
おや? 岩手県説もあった→ 屁っぴり嫁っこ
まっ、そのあたりっ!てことで。がまんしちゃいかんね。

お品のいい長井さん。決まってます。

お隣のお姉さま、襦袢の柄を見せてもらいました。じつは織りが凝ってます。

なんでも帯は古いもので1000円で入手。長さが足りなくて、見えないところは違う布で足しているそうです。しかも、この朝切って仕立てて、モチロン自分で締めてきた…と。そうですかっ。

茶色の帯に、ブルーをちょっぴり差し色に。

お着替えした一龍斎貞寿さん。お嬢さんです。講談の先輩方はアニメの声優さんであることが多いそうです。

貞寿さん、明るいです。

帯ズラリ。あれ? 黒地の帯の柄は稲穂?

近くでじっくり見せてもらったら雑穀でした。たわわに実った粟か黍!そこにスズメちゃんがちゅんちゅん集まって。なんて素敵!美しいイエロー!日本人の感性万歳。ちょうど収穫の時季だったのでこの帯を締めたそうです。

なになに、地味に見える着物地だけど、よく見ればね、あ〜っ、ウサギさんが跳ねている!

皆さんそれぞれの着物で楽しんでおられます。

かっこいい。

長井さんのお母様。いつもにこやか、御年90歳!とても見えません。この日は大島でいらっしゃいました。「かるいんですよ」と。
皆さん、ただ買ってきたものをそのまま…なんて人は誰もおらず、「ひいおばあさんの着物です」とか、「お義母さんの着物を染め直しました」「20歳の時の着物を染め直して」「骨董市で見つけて」など。楽しんでおられる方ばかり。
「着物は長持ちするんです」と長井さん。「お茶会ではできない着物の楽しさがあるんですよ。楽しいですから山本さんもぜひ!」
   

2011年の課題は着物を着てみる事であります。日本人なのに日本の衣が着れないとは。情けないことでございます。
半襟はどうやって取り替えるのかネットで調べたら、すごい案がありました。「両面テープでとめる」。ただ、それはそれで難しく、また、ずれてしまいがちだそうです。
母に聞いたら「ざくざく縫えばいいのよ」と。はい。ええ。まあそうです。

青家の有紀ちゃんwedding

January 2, 2011

2010お祝いごとNo.1!青家の有紀ちゃんの結婚式。式場は渋谷のセルリアンタワー東急ホテル(このホテルの坐忘好きです)

フラワーアレンジもシック!大人同士のウェディングですからね

会場ウォッチング(左)まだ白紙「誓いの書」。(右)彼方にウエディングケーキ。こちらもシック。

テーブルにつくと、メッセージカードが!

手書きです。有紀ちゃん忙しい合間によくぞまあと感激。

お人形みたいにかわいい有紀ちゃん。そしてダンナはん(登場のさい、水戸黄門のテーマを歌いながら現れたときには驚! そのノリでいくのかと思いきや、あとは正当派)

FRaU編集部ちのさんが祝辞を。手がけられたこの日のための特報press版凝ってました。

シャンパンの泡で乾杯☆幼なじみの井上くんとDiony文香ちゃん身重。

嬉しかったのはベジタリアンメニューを用意してくれたこと!

パティスリー ポタジエの柿沢安耶さん。玲子さん、明子さん。私を入れて肉苦手4人並び。柿沢さん参列なので、おっケーキはポタジエ特製野菜か!と思ったらホテル持ち込み不可だったとのことで、二次会に登場→blog

(左)前菜 (右)かぼちゃのスープ

温かい紹興酒も絶品。ステムグラスで出るところはさすがセルリアン! szechwan restaurant陳の菰田料理長が、ベジ料理はいかがですか?と登場。矢継ぎ早に質問。

翡翠色ベジ餃子!縁のアミアミが美しい。どうするのですか?と質問したら「簡単ですよ。こうして○○、反対側から○○」とやさしく教えてくれた料理長。その時は、なるほど〜っと膝を打つくらい感動したものの。年明けたらすっからかんに忘れてしもた。

中身です。やわらかな味わい、おいしかった!

特製ベジメニューを作ってくれた菰田料理長とベジ組記念撮影。

ウエディングドレス姿。レース凝ってます。詳細はblogを

正当派のキャンドルサービス

ついたついた火がついた。(右)なんでも直接のプロポーズがまだだってことで、この場で叫ぶ新郎。

よかったよかったね〜!

メイン料理です。華やか

そして、動物性素材抜きで作ってくれた麻婆豆腐!スパイシーでコクも充分。グランドメニューにしてほしい★

新郎新婦と同じテーブルの皆さんとパチリ。

末永くお幸せに!
___________________________

以下
オワライ福笑い

さすがに結婚式に参列するのに、いつものスッピンじゃ失礼。そこでいつものご近所美容院JCBの三浦さんにお願いする。お猿みたいになりませんようにと頼む。普段、化粧しないのでファンデーションってもってないんです。前回、ちょっとつっぱったので、しかと化粧水をつけてもらう(ここのは自然派系)。その姿がミイラみたいでオモロイので、三浦さんに撮影してもらう。周囲大爆笑。

メイク担当はいつもの大石さん。若いのに上手! 「今日はどんなイメージにしますか?」「お祝いにかけつけたお姉さんな感じ」それがこれ。いつもと確かに違う(笑)ただし口紅はナシ。JCBで販売しているワックスを髪に口に手に膝に(なんでもかっ。便利な1本だ)

赤坂・花楽で福光屋の純米酒

December 10, 2010

赤坂・花楽さんのお料理です。お野菜中心の上品なお料理づくし。久々に感動!した和食の話つづき。(昨日で年内の出張がすべて終了!万歳2010。お世話になった皆様に感謝です)

今宵はリョーショクリカー副社長・古屋忠文さん。顧問の藤原謙次さん。ガッツがあるから”パンチ長島”と命名した(笑)長島愛さん。そして福光屋の品野陽一さんたちです。このお店のお酒はすべて福光屋さんの純米酒。

最初のお酒は加賀鳶「山廃純米吟醸」ひやおろしなので秋の黄金色をイメージしたラベルとか。原酒です。

古屋さんの秘密兵器登場。デジタル温度計!結構正確で楽しい。

そして2番目のお酒は「冷やおろし 福正宗」。
石川県酒造組合では「冷やおろし」解禁日を9月9日で統一しているそうです。

落花生豆腐!

蕎麦の実がかわいく散らされています。クリーミィでコクある逸品。

そして「蒸し鮑」が登場。3番目のお酒「加賀鳶 純米吟醸」の説明をする品野さん。

「蒸し鮑  一夜干しの大長茄子添え」
味付けは鮑だけの塩味だそうです。シンプルに純粋に味わう事ができました。添えてあるのは大長茄子の一夜干しで、干し野菜にしてから蒸したそうです。鮑と食感を似せてあり、なるほど〜の技でした。プロは違います!
そして次なるお料理にもビックリ。

お椀です。一瞬見て鶏肉団子かと身構えましたが、ベジ!蓮根です!!(牛、豚、鶏は苦手)
「萩蓮餅椀」ルビ=はぎれんもちわん。蓮根でお餅を作り、中に新ぎんなんと蓮の実を入れて菊花を散らしたお椀。美しいうえ、とびきりおいしいお出汁の味わいに感激。

目が覚める美しさ!長皿登場。

「擬製焼き」ルビ=ぎせやき。擬製豆腐、栗を揚げたもの、紫芋の茶巾を添え、オクラの花ふわり。

「子持ち鮎の唐蒸し」。鮎の中におからが入っているのです。

「唐蒸し」は石川県の郷土料理。
緑色は蓼(たで)のソースでゆるやかなとろみはお粥でのばしているそうです。トパーズ色した餡は醤油+出汁がきれい。お見事!

お品書きを見せてもらいました。

どれどれ、ふ〜む、ほぉの二人。

鱧!

鱧には純米大吟醸「瑞穂」

鱧の骨を焼いてからとった出汁に、福光屋の純米酒を煮詰めて煮詰めてうまみだけ残した出汁。と料理長。ふわりと広がる鱧。

「純米大吟醸 加賀鳶 藍」

「純米吟醸 鏡花」

「福正宗 純米 完熟辛口」黒麹を使った1本です。

お漬物は「水茄子を和芥子醤油で」さっぱりして和芥子の辛みが爽やか。

焼き鱧雑炊。黒七味で。
最後の最後に

「茶豆を使ったずんだわらび餅」
ただの枝豆じゃないところがまたニクい。

ごちそうさまの記念撮影。

ありがとうございました!
凛とした中村英利料理長、プロデューサーの高堂のりこさん。美しい組み合わせを見せていただきました。 野菜好きの私には最高の「花楽」さんです。
このお料理は9月13日のコースです。

__________________________
椅子の事が書かれたブログがありました。店内の様子がわかります。
○花楽の椅子

松崎晴雄先生と典子さん宅へ.2

May 21, 2010

というわけで前日からの続き。松崎晴雄先生&典子さん宅におよばれ! とっておきのイタリアビールのあとは、いよいよ日本酒です。松崎先生ワールドはじまりはじまり。

喜久酔(きくよい) 純米大吟醸「松下米40」
「静岡吟醸の真髄に触れる、繊細で芸術的な大吟醸」詳しくはこちら

おつまみも一気に和ティストへ。わらび、そして箸休め的に長芋の柚子風味、醤油味の2種。

そして見た事のない日本酒の箱3つ。一番右の箱は備前焼でも入っているかと思ったら中身は日本酒なんだとか。凝ってます。いったいどんなお酒が〜? という話しをしていたら、ようやく藤田千恵子さん登場。えっ迷って30分かかった? 誰に電話してもでなかった!? あらら。
「それでは全員揃いましたので」と松崎先生。冷蔵庫から登場したのは泡☆

泡、泡、泡はおフランスの泡。

泡はなんというか、楽しい!お酒。動きますからね。長い間。見てて飽きません。

高揚感があります。CHAMPAGNE  TAITTINGER
「おいしくって 歯がタタンジェ」なんちゃって ~(^Д^~)
(じつはこのネタはワタクシのオリジナルではありません。君島佐和子さん編集長の『料理通信』シャンパン特集記事で読んだ某ソムリエのコメントです。記事読んで噴き出しました。いえ、吹き出し。それからというもの、このシャンパンを見るたびに言いたくってしょうがない。しかし、そういう機会はめったにない。この場で出会えて嬉しかったな〜。「うわ〜。シャンパン、歯がタタンジェ」(はっきり言ってオヤヂです)
こと、覚えにくい横文字の酒銘柄も、これなら一発。ここで覚えた皆さん、この名でオーダーしませんように(笑)

裏面には開け方の注意がきちんとあり。日本酒の活性にごりも必要ですね。垂直立ちの泡。

というわけでタタンジェでした〜。歯が。
そして日本酒へもどります。

塩イカのさっぱりあえ。茗荷、きゅうりと。こういうものをいただくと、やっぱり日本酒!あれもいいこれもいい(笑)

お料理はタケノコとアスパラガスのグリルです! お酒は諏訪酒造の三斗蔵元会員限定のお酒「蔵自慢」。コクありキレよしの力あるいいお酒です。

フレーバーソルトも手づくり。「山椒の葉っぱ(木の芽)をから炒りして水気をとばし、粗塩のMaldonと一緒に合わせてガリゴリ摺ったものです」と典子さん。香りいい! 季節の旬をいただいている感じ。塩にも季節!

そして藤田千恵子さんのおもたせ「新政」ブラックラベル!

ということでございますですね。
そして松崎先生の次なるお酒は栃木県!

惣誉の純米大吟醸。きもと仕込み。裏ラベルには推奨温度も書かれています。蔵元の思いが伝わってきますね。

きもと仕込みのお酒が登場すると、それに合わせてアツアツの!

お手製がんもどぎ!表面カリッ、中はふんわか。海藻と黒ゴマの風味も生きておいし〜い。手づくりって最高。典子さん最高。
「そうきたら、お燗ですよね」と千恵子さん。「神亀の小鳥のさえずり」鳥取県の田中農場の山田錦使用、7号酵母で醸したおだやかなコクの品のいいお酒です。

器も変わって、まったり!タイムへ。
そして(…ってまだお酒あける!?)

気になっていた箱入りのお酒を披露する松崎先生。とっくりみたいな陶器製。

といういわくつきの長期熟成酒なのです。あるんですね、こういうお酒が。さすが松崎先生コレクション。
という話をワイワイしていたら

(左)胡麻よごし。(右)皮からお手製という海鮮餃子! 皮がぷるんつるんとして美味。また、新たな食欲がgogo。一気にパクパク、わいわい食べてしまう恐ろしいメンバー。
すると、それにものともしない典子さんがキッチンに一瞬いったかと思うとすぐ戻って

温野菜が〜。温かな根菜がお腹にホッコリ嬉しい。そして〆に作ってくれたのが餃子の皮のパスタ!
餃子の皮の生地が残っていたので、のしてパスタにしてくれたのです。キッチンをのぞいてみたら、のし棒でのしのし薄くのばし、包丁でタタタタタとカット。沸騰湯にどんどん入れて…と、気持ちいいほどの手さばき。
お酒を飲みながら、会話に参加しながら、どうしてこんなにテキパキできるのか。典子さんスゴい!
「お酒は私より典子さんの方が強いです」と松崎先生。確かに、典子さんが酔っぱらった姿みたことありません。

ほんと〜にいい奥さん見つけました。待ってたかいが!ありましたねえ……と、一同おおいにうなずくの巻。
「松崎先生ちの子になりたい」とみんなで意見一致。えっ、子どもはお酒飲まないってか。

松崎晴雄先生と典子さん宅へ.1

May 20, 2010

4月24日土曜日。1年以上前から企画のあった松崎晴雄先生ご夫妻の新居訪問。ようやく実現とあいなりました。松崎先生の著書はこちら。
リビングに一歩入ると!たくさんのグラスが待機。こんなに飲むんですか!? (じつはこのグラステーブルはアイロン台という)

ここはスペインのバル!ですか?状態。典子さん手づくりのフレッシュなアンチョビ。そして粒揃いのオリーブの実。スペインのワインと食事情にお詳しい(住んでいたこともあるという)典子さんだけにさすが!という感じ。

パンにはベジ系が並んで嬉しい! プチトマトは半分にカットして低温のオーブンでじっくり焼いたという自家製半ドライトマト。味がみっちり凝縮。そして、ミントが爽やかなクスクス。すでに星3つです☆☆☆

笑顔が素敵な典子さんです。ワイン、日本酒と食関係の記事を書かれています(著書に 『呑みませ、日本酒』生活情報センター刊あり)。今は食に特化されていますが、じつは音楽道まっしぐら人生。武蔵野音楽大学音楽学部器楽学科卒という才女。お仕事もはじめは音楽関係だったそうです。
そして松崎先生。まず始めの一杯は、見た事のないボトルが登場。

なんと先日、お二人がイタリアで求めたというビールだそうです。
また、グラスがいかにも松崎先生っぽい(笑)2007年の年号入り。あ!wedding yearじゃないですか。そうですお二人は2007年にご結婚されたのです。

コクがあってフルーティ。キレもよくておいしいイタリアビールでした。ハンドキャリーの貴重品、ごちそうさまでした。

まずは一杯! 真ん中は『住む。』発行人・泰文館の伊藤宏子さん。

じゃん! 前菜から取り分けたところ。いただきます☆ パンonトマト、その上は?「茄子と胡桃のペーストのせです。オリーブオイルをちょっこし(「ゲゲゲの女房」風)混ぜて、上に乗せている粒はケッパーです」と典子さん。マネしよう〜っ。
甘酸辛苦がバランス良くふくまれて、さすがお酒をよく飲む(お酒のプロ)というお二人の食卓。「松崎先生いつもこんなおいしいもの食べてるんですかっ」と。「ええ、そうですね(笑)」。典子さんと結婚して本当によかった!!(…としみじみ。あら親戚のおばちゃんふう)

塩加減がまたちょうどよくてピタリと決まっています。何を使っているのか見せてもらいました。典子さんの愛用は主に2種。料理中にはフランス西海岸、ブルターニュ地方にあるゲランド塩田で作られたゲランドの塩。お料理好きには有名な塩ですね。ゲランドは1つのメーカー、1つの商品と思っている人が多いのですが、さまざまな商品が出ています。
そしてパスタの茹で塩や料理の下ごしらえにはMaldon sea saltを愛用とか。いただいてみると結晶が大粒で、サクッとホロッと柔らかく砕けます。イギリスの塩でおいしいものがあるんですね。料理上手のキッチンは楽しい!とパチリとメモ。
そして珠玉のお酒が次々と開栓されるのでした〜。
つづく

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